名称は「EL ALTO」。
吉田カバンが手掛ける「PORTER(ポーター)」と日系デンマーク人兄弟が2004年に設立したデザインスタジオの「The Inoue Brothers(ザ イノウエブラザーズ)」がコラボ。両ブランドが培ってきた卓越したクラフトマンシップと、アンデス伝統の色鮮やかな織物技術が融合したバッグと小物が1月18日(土)から発売中だ。
エスニックな柄が愛らしい。コラボコレクション「エル・アルト」のラインナップは、バックパック・ウエストバッグ・巾着型のバルーンサックのバッグ3型と、ブランケット、テーブルセットの計5型。それぞれオリーブとネイビーの2色展開で、バッグ3型は早くも在庫僅少となっている。
バックパック・ウエストバッグ・ポーチの3型をチェック
バッグのフロントで目を引く色鮮やかなファブリックがコラボの本懐。外装のポイントとして、エル・アルトの工房で織られたアンデス伝統の織物である「AGUAYO(アグアヨ)」のオリジナルパターンを採用。この「アグアヨ」はバッグの内側まで使用されており、オリーブにはグリーン、ネイビーにはパープルの「ポーター」素材とともに内装を彩っている。
そして、コラボコレクション全型にホテルスタッフのポーターをイメージした手編みの指人形が付属。この指人形はボリビアの女性たちが子どもや孫のために作る伝統的おもちゃであり、民芸品としても古くから親しまれているものなのだ。
ブランケットやテーブルクロスも
なお、ブランケットとテーブルセットは「ザ イノウエブラザーズ」管轄では公式オンラインで、「ポーター」管轄では表参道の路面旗艦店「PORTER OMOTESANDO」で開催中のポップアップイベントでの取扱い。エスニックテイストのインテリアとして「アグアヨ」を取り入れてみてはいかが?
EL ALTO はどこにある?
ちなみにコラボコレクションの名称である「EL ALTO(エル・アルト)」とは、南米中心部に位置するボリビア共和国の都市名であり、世界で最も標高が高い都市のひとつ。首都並みの機能を有するラパス市街近郊にあり、ラパスは峡谷都市だが、高原平地にあるエル・アルトの標高はなんと4,150メートルである。
発売日前に催されたトークイベントでは、「ザ イノウエブラザーズ」の兄・聡(さとし)さんが実際にボリビアに遠征した際のエピソードや生産背景などが語られた。迎え入れてくれたボリビア人のホスピタリティに感動した聡さんは、このコラボを「愛にあふれた奇跡」だと語る。
ポップアップイベントが開催中
最後にイベント情報。コラボアイテムの発売を記念して、旗艦店の「PORTER OMOTESANDO」でポップアップイベントが開催中。高地都市であるエル・アルト周辺の写真が掲げられたスペースで、本コラボのバッグやブランケット、ランチョンマットのほか、「ザ イノウエブラザーズ」のアルパカニットやストールも販売される。
愛にあふれたコラボコレクション「ザ イノウエブラザーズ × ポーター」を手に入れたい。
THE INOUE BROTHERS × PORTER :
EL ALTO COLLECTION
THE INOUE BROTHERS in the PORTER Gallery 1
期間:2025年1月18日(土)~2月17日(月)
場所:PORTER OMOTESANDO the PORTER Gallery 1(渋谷区神宮前5-6-8)
営業:12:00~20:00