物欲の「加速装置」!
ヨウジヤマモト社のフィルターを通し、ジェンダーレスとエイジレスなスタイルを提案する「Ground Y(グラウンド ワイ)」が、漫画家の石ノ森章太郎(1938年~1998年)が手掛けたSF漫画の金字塔『サイボーグ009』とコラボ。「週刊少年キング」(少年画報社・刊)での連載開始(1964年7月19日)から60周年を迎える節目を記念して、「グラウンドワイ」直営店舗とオフィシャルウェブストアにて、11月15日(金)に発売された。
島村ジョーが躍動!
作品モチーフが勇逸。なんと、このコラボのために石森プロが特別に描き下ろしたイラストを採用しているのだ。原画を水彩画風に仕上げたシャツやTシャツ、ニットなど黒ベースで着回しやすい。子供っぽいキャラクターアパレルの範疇を超え、しっかりとモードの軸で提案する「グラウンドワイ」ならではのクリエイションだ。
圧倒的人気の主人公、「島村ジョー」が持つ特殊能力「加速装置」を使うシーンをはじめ、『サイボーグ009』の名場面を大胆にプリントしたウェアがユニセックスでラインナップ。作品の魅力を堪能しつつ、“少年マンガ界のフィルムノワール”と称された世界観を己のスタイルと共振させよう。
Dr.YYの正体とは?
ところで、島村ジョーの隣に注目。
ステンカラーコートを羽織り中折れ帽を被った髭面御仁は「山本耀司」をモチーフにしたオリジナルキャラクターの「Dr.YY(ドクターワイワイ)」だ。「ドクターワイワイ」は、2018年12月に石ノ森章太郎の生誕80周年記念企画として「Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)」から発売されたコラボ第3弾で初登場。今回の「グラウンドワイ」コラボでは新たな衣装をまとっている。
この遊び心こそ、山本耀司の真骨頂。当時のプレスリリースには以下のように記されている。
「国際ファッションデザイナーとして知られる一方、ブラック・ゴーストのチーフ研究者として、ゼロゼロナンバーサイボーグ用バトルスーツ開発を主導させられていたDr.YY(ドクターワイワイ)。009たちの協力によってパリのブラック・ゴースト基地から脱出に成功。以来、彼らのために最新のバトルスーツを開発し続けると共に、時空を超え、世界中のファッションシーンに現れる。サイボーグ戦士同仕様の、特殊裁縫器具を仕込んだ黒いコスチュームをまとうことがある」
モデルは藤岡真威人と天翔天音
なお、俳優・モデルとして活躍中の藤岡真威人(ふじおか まいと)と天翔天音(てんしょう あまね)をビジュアルモデルに起用している。
藤岡真威人と天翔天音の父親は、特撮テレビドラマ『仮面ライダー』(1971年~1973年)の「本郷猛」役で主演を務め、石ノ森と懇意だった藤岡弘である。石ノ森は代表作である『サイボーグ009』のほか、1971年より東映特撮作品『仮面ライダー』の原作とその漫画化を担当していた。
サイボーグ戦士の紅一点である003、フランソワーズ・アルヌール好きは水彩画Tシャツに狙いを絞ろう。すでに、11月15日(金)の発売初日から完売アイテムも続出し、在庫僅少状況だ。
東京では「GINZA SIX」「ラフォーレ原宿」「渋谷PARCO」、関西では「心斎橋PARCO」「名古屋PARCO」ら実店舗に、加速装置でGO!
Ground Y × CYBORG 009 60th Collaboration
発売日:2024年11月15日(金)
販売店舗:Ground Y直営店舗(GINZA SIX, ラフォーレ原宿, 渋谷PARCO, 心斎橋PARCO, 名古屋PARCO)、オフィシャルウェブストア
問い合わせ先:
ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03-5463-1500