2024.10.05
最終更新日:2024.10.05

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾。ジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーを知ってる?

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_1

オアシスと同じマンチェスターがホーム!

アメリカンジーンズカルチャーの祖である「Levi's®(リーバイス®)」のアパレル新機軸として、著名バンドのロックTシャツを復刻・リバイバルする企画「Band T-shirt collection(バンドTシャツコレクション)」が始動。その第1弾として、イギリス・マンチェスター出身のロックバンド「Oasis(オアシス)」をフィーチャーしたカプセルコレクションが8月に発売された。

そしてその第2弾は、意外にも「Joy Division(ジョイ・ディヴィジョン)」と「New Order(ニュー・オーダー)」だった。リーバイス®公式オンラインストアで10月4日(金)から先行発売され、10月5日(土)から実店舗を加えて拡大販売中。

Joy Division|Love Will Tear Us Apart

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_2
Joy Division|Love Will Tear Us Apart(1980年4月リリース) ¥5,500

柄を紹介する前に、音楽好き文化系男子にとっては基礎知識である注意点を置いておく。

見た目には「ジョイ・ディヴィジョン」と「ニュー・オーダー」、2つのバンドと「リーバイス®」とのコラボだが、ポストパンクを代表する4人組ロックバンドの「ジョイ・ディヴィジョン」は「ニュー・オーダー」の前身となるバンドであり、活動期間も1976年から1980年と短い。

理由は、「ジョイ・ディヴィジョン」のボーカリストで作詞も手掛けていたイアン・カーティス(Ian Curtis / 1956年7月15日~1980年5月18日)の縊死である。享年23歳。両バンドとのコラボを同時リリースする気遣いに、「リーバイス® バンドTシャツコレクション」の音楽愛が伺える。

Joy Division|Closer

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_3
【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_4
Joy Division|Closer(1980年7月リリース) ¥5,500

1980年代のオルタナティヴ・ロックに影響を及ぼした「ジョイ・ディヴィジョン」をフィーチャーしたTシャツは2柄あり、イアンの死直前となる1980年4月にリリースされたシングル曲『Love Will Tear Us Apart(ラヴ・ウィル・テア・アス・アパート)』と、イアンの死後、全米ツアーをキャンセルして活動休止状態の1980年7月にリリースされた2nd(ラスト)アルバムである『Closer(クローサー)』がラインナップ。

「Love Will Tear Us Apart」はまるでメッセージTシャツのような面持ちだ。2柄ともオンラインストア限定。早めにゲットしよう。

New Order|Ceremony

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_5
【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_6
【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_7
【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_8
New Order|Ceremony(1981年1月リリース) ¥5,500

話は前後するが、イアンの没後について。

残された3人のメンバー(バーナード・サムナー、ピーター・フック、スティーヴン・モリス)は音楽活動を継続。新バンド名の「ニュー・オーダー」を名乗り1980年内にレコーディングを開始し、翌年1月にデビューシングル『Ceremony(セレモニー)』をリリースしている。この曲は、「ジョイ・ディヴィジョン」最後の曲としてイアンが歌詞を書いたことでも広く知られている。

New Order|Power, Corruption & Lies

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_9
【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_10
New Order|Power, Corruption & Lies(1983年5月リリース) ¥5,500

ほか、イアン・カーティス亡き後、エレクトロ・ダンス・ポップという新たな美学を提示した『Power, Corruption & Lies(権力の美学)』(1983年5月リリース)、初のベストアルバムにして最大のヒットアルバムとなった『Substance(サブスタンス)』(1987年8月リリース)、1989年の「USA」ツアーグッズを彷彿とさせるレインボー模様の米国旗柄など。

New Order|Substance

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_11
【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_12
New Order|Substance(1987年8月リリース) ¥5,500

メインの活動時期は1980年から1993年である「ニュー・オーダー」は、1998年から2007年の間に再結成を1度しており、2011年の2度目の再結成から現在までメンバーを入れ替えながら活動を継続している。わずか4年の活動だった(半ば伝説的でもあるが)「ジョイ・ディヴィジョン」よりも圧倒的に楽曲リリース数は多いのだ。

New Order|Blue Monday 1988

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_13
【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_14
New Order|Blue Monday 1988(1988年4月リリース) ¥5,500

注意点がひとつ。英国ニューウェイヴとエレクトロポップのマッシュアップとして世界中でヒットを記録した『Blue Monday(ブルー マンデー)』は活動初期の1983年3月リリースだが、「リーバイス®」がセレクトした同曲はクインシー・ジョーンズのリミックス版となる『Blue Monday 1988』(1988年4月リリース)になる。

アンプのスピーカーのような、モッズのターゲットマークのような、幾重にも重ねられた円マークが印象的。この柄が施されたオリジナルのバンドTシャツは、オフィシャルとブートともに「ニュー・オーダー」では最も多く古着店で見つかる。

New Order|全米ツアーTシャツ

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_15
New Order|全米ツアーTシャツ(1989年) ¥5,500

ちなみに、「ジョイ・ディヴィジョン」から「ニュー・オーダー」への変遷、すなわちメインボーカルを抜きにした残留メンバーで再結成したケースは世界的にも珍しい。日本では「内田裕也とザ・フラワーズ」(1967年~1970年)から改名した「フラワー・トラベリン・バンド」(1970年~1973年/2007年~現在)の例があるが、これは内田のプロデューサー転向が理由である。また近年では「安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S」(1994年7月~1996年9月)から段階的に移行した「MAX」(1995年4月~現在)が挙げられる。

【大人のリーバイス】バンドTシャツ第2弾の画像_16

コラボ第1弾の「オアシス」の次は「Blur(ブラー)」かと思いきや、懐かしの「ジョイ・ディヴィジョン」と「ニュー・オーダー」という玄人チョイス。「リーバイス®」(しかも米国ブランド!)の企画側にマッドチェスター(Madchester)フリークがいることは間違いない。「リーバイス®バンドTシャツコレクション」の本気を受け止めたい。

マッドチェスター繋がりならば、第3弾はザ・スミスかザ・ストーン・ローゼズか!?

Levi's® Band T-shirt collection|Joy Division
Levi's® Band T-shirt collection|New Order

発売日:
[公式オンラインストア] 2024年10月4日(金)
[リーバイス®ストア] 2024年10月5日(土)

販売店舗:
[Joy Division] 公式オンラインストア(※限定)
[New Order] 公式オンラインストア、リーバイス®原宿フラッグシップストア、リーバイス®ストア新宿、大阪、京都、福岡天神、神戸、ららぽーと福岡、みなとみらい東急スクエア、ららぽーと EXPOCITY、ららぽーと横浜、ラゾーナ川崎、

問い合わせ先:
リーバイス® PR 代表 TEL:03-5774-2769

RECOMMENDED