2025.02.24
最終更新日:2025.02.24

【エディターの「買ってよかった」】ポーター、モンベル、パタゴニア... 通勤に出張にオフの日に。愛用バッグ6選

UOMOエディターが、通勤に、出張に、オフの日用にと愛用している「買ってよかった」バッグをご紹介。

01:Eagle Creek|Off Road Vacation TRUNK 30

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全てのニーズを満たすドデカトランク

コロナ以後ご無沙汰になっていた旅行が、本格的に復調した2024年。12年間ともに旅してきたL .L.Beanの135L(!)アドベンチャー・ローリング・ダッフルもさすがにくたびれてきたので、次の相棒を探すことに。この12年間は子どものおむつやら離乳食やらをぎゅうぎゅうに詰め込んで旅していたので大容量である必要があったが、子どもたちも自分の荷物は自分で運べるようになったのでそこまでの容量は不要。

一方私の体力は落ちたので、軽く取り回しがラクなことがマスト。パッキングが苦手で帰りは力任せに押し込むことも多いので、ソフトキャリーが望ましい。中が見えないポーチに小分けすると何を入れたか忘れるので、トランク自体に整理収納機能があるとなおよし。そんな自分のニーズをパーフェクトに満たしてくれたのがこちら! 特に素晴らしいのが、内側のメッシュポケット。パッキング後に不意に出す必要があるもの(おみやげや預け入れ手荷物にできないもの)を入れておけるので「トランクのどこかにはあるのに!」と思いながらすべてをひっくり返すということがなくなった。安心感ハンパない。

イーグルクリークはトラベルポーチを長年愛用していて、その機能性と丈夫さは旅を快適にしてくれることを実感している。それと、あまり誉められた使い方ではないと思うけど、歩き疲れた子どもを乗せて運ぶのにもソフトキャリーかつ持ち手が多いのでとても便利。あらゆる意味で今の自分にベストなトランクなのです。

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副編集長
中島綾子

世界を旅することを愛し、3人の息子たちとともに、これまでに19カ国を訪問。メキシコ、トルコ、モロッコが特にお気に入り。海外の旅行先では必ず料理教室に参加し、帰国後は各国の料理を自宅で再現している。旅好きながらもインドア派で、家に籠もって洋裁やDIYをするのも大好き。

02:Morphée|3Way Large Tote

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荷物多い派も安心なスエードトート

ファッションディレクターの金子恵治さんにモルフェの存在を教えていただいたのが今年の春。バッグは探していなかったが、金子さんがPRする展示会で実物を見せていただいたところ、ゴートレザーの高級感とシンプルな抜け感のバランスに魅せられ…気づけばLサイズのショルダーバッグをオーダーしていた。

日頃の荷物量からしてもっぱらリュック派なのだが、さすがにそれだけでは格好にハマらないことが多いのも事実。キャンバストートもいいけれど、もう少しラグジュアリーに見えるほうが好きで…とバッグ選びを長年こじらせていた。

モルフェが手元にきてから3ヶ月。アンライニングの柔らかさに慣れるまで時間を要すると思っていたが、これが結構使いやすく、使用頻度はかなり高い。スエードの表情も少しずつ光沢が出てきて、いつまでも初々しいレザーの香りと相まって楽しめる。これで40,000円少々というのはかなりお得ではなかろうか。

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編集
西坂和浩

クルマと時計担当。幼少期からのクルマ好きで、大学時代は自動車部に所属。ウェブでは「文化系ネオクラシック車と30人の男たち」も手掛けた。愛車はアルファロメオの「ジュリア」。クルマはイタリア車好き、ワードローブはカジュアルなフレンチスタイルが好み。猫舌のため一年中、アイスコーヒー派。

03:Hender Scheme|kinchaku

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結局、ここに戻ってきてしまう

ちょっとした外出に便利なミニバッグはいろいろなブランドから出ていますが、私が長年超愛用しているのがエンダースキーマの“kinchaku”。何が優秀かって、まずはその収納力。二つ折りの財布、スマホ2台、ポーチは余裕で収納できるし、なんならそこに330mlのペットボトルもインできる。そして6枚のパーツをつなぎ合わせて作られているので、荷物を入れても入れなくても、丸っこい形が自然と形成されるから小さいのに、そして巾着なのにコーディネートから浮かないところ。さらにはエンダースキーマならではのカウベロアが、使うほどに“自分のもの”になっていく感覚も楽しめる。

使い始めたのは5~6年前。その間にチラホラと他のミニバッグに浮気したこともあるけれども、結局この巾着に戻ってきてしまう。

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渡辺真衣

ビューティー担当。意外と(⁉)細かいおじさんたちの願望を満たす美容ネタを日々探求。犬と猫と暮らしており、ストレスの99.9%を彼らが癒してくれるため、基本的に機嫌がいい。圧倒的に犬派だったが、愛猫のおかげで猫の沼にも沈むことに。趣味はディープな街で酒を飲むこと。

04:mont-bell|フラップショルダーバッグ

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「心の声、読まれたのかな?」

オリンピックの少し前、ものすごく久しぶりにパリに遊びに行くことにした。前回パリでは同行者がスリに遭ったことを思い出し、これを機に旅行に最適化されたバッグを探そう!と決意した、出発前日。

条件は、
・ノールックで開け閉めできる。けどきちんと閉まる
・体側にポケットがある
・内側にリールキーホルダーをつけるためのフックがある
・内ポケットにファスナーつき
・中身がすぐわかるように内布の色が明るい
・当然軽量
・明日持っていくので、とにかくすぐに手に入る

「こういうものが欲しい」と強くイメージがある時、モンベルに行くと高い確率で見つかる。「心の声、読まれたのかな?」と思うくらい完璧に条件を満たすバッグを見つけた。ありがとう、モンベル。これからもよろしく、モンベル。

ちなみにオリンピック直前のパリは超厳戒態勢であらゆる場所に警察官がいて、かつて行った中でもっとも治安がよく、スリっぽい人に一度も遭遇しなかった。ちょっと残念。

中島綾子プロフィール画像
副編集長
中島綾子

世界を旅することを愛し、3人の息子たちとともに、これまでに19カ国を訪問。メキシコ、トルコ、モロッコが特にお気に入り。海外の旅行先では必ず料理教室に参加し、帰国後は各国の料理を自宅で再現している。旅好きながらもインドア派で、家に籠もって洋裁やDIYをするのも大好き。

05:Patagonia|ブラックホール・ウィールド・ダッフル 40L

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さしずめ「エディターズ・コロコロ」

旅の必需品キャリーケースの通称は「ガラガラ」「ゴロゴロ」「コロコロ」派に分かれるという。自分は最も語感の軽い「コロコロ」派。やっぱり音からしてキャスターがスムーズに回ってる感じが欲しいじゃないですか。

先ごろ10年以上愛用した「コロコロ」に勇退してもらい「ニューコロコロ」を投入。パタゴニア新作取材で遭遇して以来、発売を心待ちにしていたブラックホールのウィールド・ダッフルです。

従来のテカテカな光沢素材からマットな仕上げに変更。さらにデカデカと大書されていたロゴも控えめに。テカテカ&デカデカを脱却し、ぐっと大人っぽくなりました。もちろんキャスターも静かに滑らかにコロコロ回ってくれます。

この新作ウィールド・ダッフルですが、プリント版編集長・池田もまったく同じものを買っていたことが判明。さしずめ業界人気の高い「エディターズ・バッグ」ならぬ、「エディターズ・コロコロ」と言ったところでしょうか。

山崎貴之プロフィール画像
UOMOブランド統括
山崎貴之

ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。

06:PORTER|TANKER スクエアトートバッグ(L)

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新素材&新色のタンカーを早速買ってみた

2024年5月に100%植物由来のナイロン素材に生まれ変わったポーターの「タンカー」。当初はセージグリーンのみのカラー展開だったのが、この8月に待望していた「アイアンブルー」が追加になったので、早速購入しました。

多種多様なモデルが展開される中、ヘルメットバッグやバックパックと悩みに悩んで選んだのが、旧タンカー時代にはなかった新型の「スクエアトートバッグ(L)」。実は旧タンカー時代からPORTER EXCHANGE店舗限定で展開されている「2WAYバーティカルトート」(記事公開時も継続販売中)とよく似ているのですが、サイドにペットボトルなどを収納できるポケットが追加されていたり、吉田カバンらしく使い心地にこだわってグレードアップされているのがさすが。

NEW TANKERになって素材が植物由来になっただけでなく、生地のキメの細かさや、各金属パーツの形状や質感など、良いモノ感がマシマシなのを改めて実感。その分お値段もマシマシになっているのはちょっと残念ではあるけれど、その分、大人になった今持つのにちょうどいいまさに「大人のタンカー」。14インチのMacBook Proもしっかり収納できるので、通勤時のデイリーバッグとしてガシガシ使っていきたいです。

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副編集長
薬師神和彦

ワードローブのほとんどのアイテムがネイビーの“ネイビー男子”。愛犬家、コーヒーより紅茶派。コラボじゃない “素のユニクロ”を研究する「世界一詳しいユニクロ・スタンダード学」を連載中。

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