これからの季節に重宝するのが、アウターとしてもインナーとしても使える汎用性に優れたトップス。アウトドアブランドのアイテムなら、デザインが洗練されているうえ、プラスαの機能性も備わっている。
01：モンベル｜コアスパン ネルシャツ
ナチュラルな風合いのテックなネルシャツ
「速乾性・耐摩耗性を備えた、起毛生地の中厚手ネルシャツです。ポリエステルの芯糸のまわりをコットンで包み込んだコアスパンを使っているから、自然な肌ざわりで乾きも早いのが魅力。キャンプや旅行など幅広く活躍します」（モンベル 広報 大迫弘尚さん）
コットン100％に比べて乾燥する時間が早く、形状安定性に優れているからシワになりにくい特性を持つコアスパン。見ためや肌ざわりはコットンで実は機能的という、モンベルの人気定番だ。カラーによってチェック柄が変わり、グリーンはトラッドな印象。
モンベル 広報 大迫弘尚さん
店舗スタッフを10年勤めた後、広報部へ異動。登山やカヤック、キャンプ、自転車などアウトドアを幅広く楽しんでいる。最近は子どもといっしょの低山ハイクにはまっている。
02：モンベル｜コットン スウェット #3
乾きやすいポリエステル混のスウェット
「モンベルらしい、山グラフィックのスウェットは、コットンにポリエステルを混紡した素材を使用しています。肌面がソフトに起毛されていて、着心地もよいと大好評。コットンスウェットシリーズは、カラーやデザインが豊富なので、ほかのグラフィックもぜひチェックしてください」（モンベル 広報 大迫弘尚さん）
コットン60％＋ポリエステル40%の配合で、洗濯後に乾きやすいスウェット。コットンをブレンドしているから、ナチュラルな風合いもあって大人っぽく見えるのが優秀。この柄はワインレッドとブルーグリーンの全3色展開。
03：ザ・ノース・フェイス｜ロックステディフーディ
上質かつテックな素材をつかったスウェット
「“ロックステディ”は、ポリエステルの芯糸にオーガニックのスビンコットンを巻き付けた独自開発素材のスウェットやカットソーの新コレクションです。見た目よりも軽量で速乾性も備えた、実はテックなフーディ。なんてこと無いデザインながら高級感があり、ついつい手にとってしまう一着に」（ムロフィス プレス 伊藤誉さん）
左袖口にさりげなくボディと同色のロゴネームが付くだけの、ミニマルなデザインが新鮮。滑らかで光沢のある超長綿のスビンコットンならではの風合いが、ワンランク上の着心地をもたらしてくれる。
ムロフィス プレス 伊藤誉さん
セレクトショップを経て、国内外のファッション、アウトドアブランドをPRするムロフィスのプレスに。現在はザ・ノース・フェイスも担当。デイリーにアウトドアやテック系のアイテムを愛用し、趣味は登山からのサウナからのサ飯。
04：パタゴニア｜ナチュラル・ブレンド・スナップT・プルオーバー
フリースとパイルのコンビネーション
パタゴニアを代表するシンチラ素材のスナップTを、ポリエステル、ウール、コットン、ナイロン・シンチラ・フリースを混紡したハイブリッドな素材で展開。切り替え上部はふんわりとしたフリース素材、下部はパイル素材で表情にメリハリをつけた。開けると表情の変わるスタンドアップカラー、フロント中央にはマースピアル・スタイル（有袋類のような袋型）のジッパー式ポケット付き、サイドにはハンドウォーマーポケットと機能的。
「パタゴニアは今年50周年を迎えました。次の50年に向けて熟考し、私たちの故郷である地球を守るために行動を起こし、前進するための記念コレクションをつくりました。パタゴニアの最も象徴的なスタイルを、革新的な農業を実践して育てられた天然繊維でリメイクしています。
オーガニック・コットンへの移行期のコットンである“コットン・イン・コンバージョン”を使用し、植物由来のワックスで加工を施して保温性と耐久性を兼ね備えたワックスド・コットン・ジャケット。ナチュラル・ブレンド素材で生まれ変わらせたスナップTやレトロ・カーディガン。
どの製品にも素晴らしいストーリーとこだわりが詰まっています。『ナチュラル・アイコン』は、自然との繋がりを大切にするパタゴニアの誇りと未来への展望を示すコレクションとなっています」（パタゴニア日本支社 マーケティング部
Brand & Life Outdoors アシスタントマネージャー 小林 優子さん）
パタゴニア日本支社 マーケティング部
Brand & Life Outdoors アシスタントマネージャー 小林 優子さん
アパレル・化粧品ブランドでマーチャンダイズとマーケティングを経験。自然と触れ合う時間が好きだったことから、2017年に環境への取り組みが製品づくりにも反映されているパタゴニアに入社。プライベートでは登山、クライミング、ヨガを楽しむ。
