シンプルなデザインと大容量が魅力のトートバッグは、軽快に荷物を持ち運べて夏場も大活躍してくれるアイテム。ここでピックアップした5点なら、大人にふさわしい上質さも兼ね備えている。
01:J.M. WESTON|WALKER TOTE BAG LARGE SIZE
上品な佇まいのキャンバストートバッグ
フレンチトラッドやフレンチシックを代表するシューズブランド、ジェイエムウエストン。最近はバッグや財布なども手がけ、人気を集めている。このトートバッグは昨年末に発表された新シリーズ。写真集『レイバー・アノニマス』で有名なアメリカの写真家、 ウォーカー・エバンスにインスパイアされて生まれてコレクションは「WALKER」と名付けられ、2サイズのトートバッグをラインナップする。
目指したのは実用性とスタイルを兼ね備える現代のニュースタンダード。シンプルながら撥水性のあるワックスコットンキャンバスと上質なカーフレザーのバイマテリアルトートは、縦型のかっちりとしたデザイン。キャンバスの素材感にもこだわって、上品なルックスに。ON/OFF問わず使える万能バッグに仕上がった。外にファスナーポケット、中にもファスナーポケットと15インチまでのPCが収納できるパッド入りポケットを備える。縦40×横38×マチ16cm。
02:J.M. WESTON|WALKER TOTE BAG SMALL SIZE
LARGE SIZEと同じデザインでレザーバージョンの「WALKER」も展開
「WALKER」はコットンキャンバスとソフトカーフレザーのコンビのほか、ソフトカーフレザーだけのオールレザーバーションも展開している。大小のサイズ展開があり、こちらは小サイズ。小とはいえA4サイズに対応する、ビジネスユースを鑑みたサイズ感が秀逸だ。
コットンキャンバスライニングで、13インチまでのPCが収納できるポケットを備える。ショルダーストラップは取り外し可能だが、付けたまま中に落としておいてもOKなデザイン。かっちり感を重視するならこのオールレザータイプがおすすめだ。縦34×横30×マチ14cm。
03:COACH|TOTE 16 WITH SIGNATURE CANVAS INTERIOR
多様なムードが楽しめるコーチの真骨頂
ランウェイショーでもスタイリッシュなミニバッグの提案が続くコーチ。今シーズンの目玉は、小ぶりなサイズと縦型のフォルムがモダンな「トート 16」。クロスグレインレザーにコーチの”C”のハードウェアがアクセント。トップハンドルだけで手さげに、レザーストラップでシックなクロスボディに、ロゴ入りのウェビングストラップを付ければスポーティに早変わり。
スマートフォンがすっぽり入るサイズ感で、中に入れたものが落下するのを防止するマグネットストラップが付く。また内側にはシグネチャー コーテッド キャンバスの大きめポケットとカードポケットを備える。縦20×横16×マチ8cm。
04:BROOKS BROTHERS|COTTON CANVAS LABEL PRINT TOTE BAG
カジュアルなお出かけバッグの決定版
ブルックス ブラザーズの象徴的な、楕円形のラベルのプリントが新鮮。2022年秋冬にオンライン限定で登場してから好評につきロングセラーを続けている、ショルダーストラップと手持ちハンドルが両方ついたキャンバストート。ちょっとしたお出かけや、旅先で観光するときなどにぴったりの絶妙なサイズ感だ。
肩がけして使える点や、PCやA4書類がスッと入れられるサイズが使いやすいと好評。ナチュラルなコットンキャンバス素材で、レッドプリントのバージョンもある。縦40×横36×マチ4.5cm。
05:Paul Smith|URBAN COMMUTER
ブルーのあしらいが映える2WAYトート
ポール・スミスらしいポジティブでハッピーなデザインは、バッグも同じ。自転車移動などアクティブなシーンにぴったりの2WAYトートバッグが新作で登場。引手やバータック、ロゴにコバルトブルーを配して、さり気なくアクセントを入れた。シンプルベースだからトートとしてもリュックサックとしても使いやく、ON/OFF兼用できる。本体は撥水加工が施されているから、雨の日も臆せず持てる。
両端からタックを入れてマチを取り、丸みのあるフォルムにしたデザインも独特。トップとフロントポケットはどちらも止水ファスナーを採用して、梅雨の時期にも重宝する。縦39×横33×マチ10cm。