ファッションからコスメ、ガジェットまで、UOMO編集部員が実際に愛用する名品を毎日1つずつ紹介する「エディター私物」。2022年に本当に買ってよかったお買い物を振り返る。 ◆【アークテリクス】おしゃれな大人の愛用「黒ダウン」3選 UOMO編集 鶴田の場合 01:ARC’TERYXのジップアップベスト 「アークテリクスは色が絶妙」とはスタイリストの豊島 猛さんから聞いた話。そう言われてみると、確かにアークには絶妙な色が多い。 それも単純な色の名前を使っていなくて「canvas=濃いベージュ」「fluidity=濃いブルー」「dynasty=レッド」「ether=スカイブルー」と…なんかカッコいい。このジップベストもそうで、「solitude」というホワイトに若干灰がかったようななかなか見ない色味。真っ白とかよりも合わせやすそう、と即購入。 生地は薄いですが、思った以上に暖かいから秋冬のミッドレイヤーとして重宝しそう。この手のベストは小さい方がいいと思ってSサイズを買いましたが、中にTシャツしか着られない限界サイズだったので、もう少し大きいサイズ買っておけばよかったかも…。 02:ARC’TERYXのKONSEAL FL2 定期的に立ち寄る神保町の石井スポーツ。なにを探しに行くわけでもないけれど、行くとなにかしらあって面白い。このシューズを買った日も、別に探していたわけじゃないけど、見に行ったらテンションが上がって即購入。 アークテリクスの“コンシール”はアプローチシューズと呼ばれ、登山やクライミングの現場に向かうまでに履くもの。アッパーにゴアテックス、ソールにはヴィブラムのメガグリップを採用しているから、雨は通さないし、濡れた路面も滑りにくい。ソールは長距離を歩いてもなかなか減りにくく、散歩ラバーにも嬉しい仕様です。 つま先まで伸びたシューレースにより、フィット感は抜群! 足とシューズの間に“あそび”を感じさせないんです。オールブラックだから合わせる服も選ばないし、これも履き潰したらまた買おうと思う。けど、ありがたいことにソールがなかなか減らない! 03:無印良品のグローブ 手袋が欲しいと思って探してみるものの、いいものに巡り合えず冬が終わるということをここ数年繰り返してきた。そしてついに、昨冬はいいものを見つけられて嬉しかった。 リサーチしたのではなく、冬にお店に寄った際に偶然見つけて買ったのですが、これが自分の気持ちにぴったりだった。ちょうど久しぶりに観ていた映画『ホームアローン2』で出てくる二人組の泥棒の片割れが指なしのグローブをつけていて、それと同じような感じでグッときたり(笑)。 これはミトンのようにもなるカバーがついているので、本格的に寒い日にも助かる。一方でスマホも操作できる指なしにできるのが結構便利です。今年の冬にはまた大活躍かな。 04:mont-bellのメッシュギアコンテナ キックボクシングをはじめてから荷物が増えた。会社から直接ジムへ行くこともあり、道具一式を持ち運ばなくてはならない。そんな状況でやっぱり厄介なのが、ボクシンググローブ。割とボリュームがあるから、そこそこしか容量のないバッグだとパンパンになったりいびつな形に膨らんでしまう。 そんなとき見つけたのが、このモンベルのメッシュギアコンテナ。見たとおり収納力はあるからグローブを入れてもまったく問題ないし、ジムの帰りにスーパーに寄って食材を大量に買い込んでも耐えられる。 使ってみて一番気に入ったのは、荷物をパンパンに入れても外側がメッシュだから重苦しく見えないところ。ただ、そのぶん中身が見えるから、ポーチに収納するなどして気を使わないといけないですが…。 05:COMOLIのナッピングウールジャケット 昨年の冬はダウンにとりつかれていたオレ。重ね着が苦手なのでぴったりだったし、会社帰りにジムに寄った際にも脱ぐのが楽だったからよかった。というか後者が一番の理由。 ただ今年は、ダウン以外も久しぶりに着たい気分だった。でも重ね着はあんまりしたくない。となると、そのアウター自体にかなりの暖かさがほしい。 そんな気分にぴったりハマったのが、ナッピングウールを用いたコモリのマッキノウクルーザー。生地が幾重にもなっているから、保温性は抜群。シルエットもほどよくオーバーサイズで着やすい。そして、なにより肌触りが良いから、中はTシャツ一枚で着たくなるほど気持ちがいい。正直冬の夜にはダウンのほうが暖かいけど、ジム帰りは身体も熱くなっているし、とにかく重宝しました。 Movie:Mitsuo Kijima Stylist:Masashi Sho