人気のプラダ(PRADA)から2022年に発売された注目アイテムをプレイバック。財布やバッグなどのレザーグッズから、サッカーボール(!)まで一挙紹介する。
プラダの魅力
創始者マリオ・プラダがイタリア・ミラノに高級バッグやトランクを扱う最初のプラダストアをオープンしたのは1913年のこと。その後、王室御用達に指名されるなど、イタリアを代表するブランドとなったプラダは、1980年代に創業家三代目のミウッチャ・プラダによりファッション界に本格参入。以来、トレンドを牽引する存在として多くの名作を生み出している。
その最たるもののひとつに90年代に一世を風靡した「ブラックナイロン」がある。上質なサフィアーノレザーを用いた革小物と双璧をなすブランドのアイコンは、2020年にサステナブルな再生ナイロン糸のRe-Nylonに刷新されてリバイバル。翌21年には、ミウッチャとの共同クリエイティブ・ディレクターに就任したラフ・シモンズとの初コレクションが発表されるなど、歴史の新章が幕開けし、ますます目が離せないプラダ。ここで今年発売された注目アイテムを一挙紹介する。
財布&小物
※掲載している情報はオリジナル記事作成時のものです。価格改定や売り切れの場合があります。
01.プラダ|スマートフォンケース
トライアングルロゴのストラップ付きカードホルダーが、アクセントとしても活きるスマホショルダー。ブランドの伝統的なカーフ素材「サフィアーノ」レザーを使用した落ち着いたデザイン。ストラップは取り外しできて、通常のスマホケースとしても使うことも。カードホルダーは蓋側に、IDカードなどに便利なクリアポケットを備える。iPhone 13 Pro対応。
02.プラダ|バイフォールド ウォレット
プラダ定番の素材「サフィアーノ」カーフを使用した、従来のものよりコンパクトになった財布が登場。いままでのプラダにはありそうでなかった縦型の二つ折りデザインが新鮮だ。日本の紙幣も折らずに入れられる絶妙なサイズ感。縦型だからジャケットの内ポケットにも収まりがよく、オールブラックはビジネスの場面でも使いやすい。
03.プラダ|ジップウォレット
コインポケットをファスナー仕様にして外付けすることで、薄マチに仕上げた2つ折りタイプの財布。コンパクトながら開くと両サイドにカードポケットが配され、スマートなルックス。ジーンズのポケットなどにもスッキリ入れられるのが魅力だ。表面、内側は傷などがつきにくく、長くきれいに使える「サフィアーノ」カーフ素材。
04.プラダ|ジップウォレット
トライアングルロゴのエンボスが印象的なラウンドファスナーのコインパース。間口が大きく開いて、コンパートメントが2室に分かれているから使いやすい。また両サイドにカードポケットがあるので、ICカードを入れておけば交通系の支払いやショッピングもスムーズだ。青みを帯びたネイビーカラーもプラダならでは。
05.プラダ|バイフォールド ウォレット
プラダの2022年春夏コレクションでもアクセントカラーとして存在感を放ったイエローが、二つ折り財布で登場。今季ならではのエンボスロゴもフレッシュだ。表も内側も「サフィアーノ」レザーで統一され、手に取るたびに気持ちが華やぐ。コバ(革の縁)の仕上げも美しく、ボタンなどの付属はなくても、閉じたときに収まりがいいのは職人技の賜物。
バッグ
06.プラダ|リナイロン×サフィアーノレザー バックパック
プラダのブラックリナイロンのバックパックのかっこよさは周知の事実。誰でもどんな服装でも、背負えば垢抜けて見える魔法のバッグに、なんと新色カーキが! 2000年代初頭にレディスのバッグで発売されたことはあったものの、メンズでは満を持しての初登場。モードなフォルムにミリタリー気質の色気が加わり、黒からの乗り換え欲求が止まらない!
07.プラダ|リナイロン×サフィアーノレザー バックパック
80年代に革新性の象徴として、いち早くナイロンをモードに取り入れたプラダ。トライアングルロゴのついたナイロンバッグは実用性も兼ね備え、メゾンのアイコンとして展開されてきた。中でもこの定番バックパックは、大きすぎず“ちょうどよい”サイズ感と収納の充実ぶりで№1バッグの呼び声が高い。トラッド感のあるネイビーは2022年春夏の新色。
08.プラダ|プラダ ブリック
プラダの定番バッグとして高い人気を誇る「プラダ ブリック」に、ブラッシュドレザータイプが登場! 表面がなめらかなブラッシュドレザーは、フォーマルからカジュアルまで、合せる服を選ばない。レザーハンドル付きの本体は、ストラップを外してハンドバッグとして使うのもアイデア。ストラップにフックで留めるトライアングルロゴ付きのミニポーチも付属している。
09.プラダ|コットンキャンバスショルダーバッグ
上質で張りのあるコットンキャンバス素材が目をひくショルダーバッグは、しっとりした品のいい質感で、シャツやジャケットにも馴染みがいい。トライアングルロゴをそのままバッグにしたようなデザインは、単に見た目のインパクトだけでなく、容量をしっかり確保しつつ、身体への安定したフィット感を実現するなど、理にもかなっている。使い勝手のいいブラックは日本限定。
10.プラダ|リナイロン ベルトバッグ
プラダが推進するサステナブルを象徴するリサイクルナイロンの「Re-Nylon」シリーズ。ホリデーシーズンの新作、スクエアシェイプのベルトバッグにも採用されている。にじんだようなロゴプリントや、ジャカードロゴの太いナイロンベルトがデザインのアクセントに。軽量でクロスボディとしても使いやすいタイムレスな実用的バッグ。
ウェア&シューズ
11.プラダ|トラックスーツ
部活でも休日でもいつだってトラックスーツが制服だった青春時代。そんな「スーツ」をドレススーツの仕立てで本気で作ってしまうのがさすがプラダ。タキシードにも使われる稀少性の高いキッドモヘアとウールの混紡素材で、総裏地がつき、内ポケットも完備。パンツは流れるようなストレートシルエットのセンタークリース入りスラックスで、スポーティなサイドラインもだんだんフォーマルな側章に見えてくる。
12.プラダ|ダウンジャケット
常バッグや財布のライニングとして使われているジャカードの織り柄を表地に使用。裏側は黒無地のリバーシブル仕様のダウンジャケット。アウトドアテイストになりがちなダウンだが、こちらは真逆とも言うべきモードで落ち着いた雰囲気。タイトなパンツを合わせて、メリハリのあるコーディネートを楽しみたい。
13.プラダ|パイルパーカとパイルショーツ
シャワーを浴びたらバスローブ感覚でオーバーサイズのパイルパーカとパイルショーツに包まれたい。素肌に気持ちいい毛足が長めかつ厚手のパイル地は、柔らかすぎず立体的なシルエットをキープ。何より大きな水色のフラワーモチーフが潔い。白無地のショーツは、見た目にもこれ以上ない清涼感が漂う。
14.プラダ|ニットベスト
最高品質のカシミヤとウールをリブ編みした、軽いのに温もりたっぷりのニットベストは、日中と夜の気温差が激しくなる春先に向けて備えておきたい。Tシャツやシャツの上にラフに重ねるだけで様になる、プラダらしいモダンなオーバーサイズシルエットで、アイコニックなレタリングロゴのパッチもシンプルな装いにちょっとした遊びを添えてくれる。
15.プラダ|プラダ アメリカズカップ スニーカー
90年代にプラダが、アメリカズカップに参加するイタリアの「ルナ・ロッサ」チームのためにデザインしたスニーカーを復刻。プラダのカスタマイズサービス「ACファクトリー」を利用すれば自分好みの素材、色でアレンジして、イニシャルを入れることも。アッパーには通気性に優れた革新的なバイクファブリックを採用。巻き上がったヒールソール、赤いロゴラインのあしらいは今なお耀きを放つ。
16.プラダ|プラダ アメリカズカップ オリジナルスニーカー
スポーツとファッションを融合したラグジュアリーブランドの先駆けとしても周知のプラダ。2018年に「プラダ リネアロッサ」としてスポーツラインが復活したが、そのルーツとなったスニーカーが発売された。通気性にすぐれた革新的バイクファブリックのアッパーに、レザーやスウェードのオーバーレイがフューチャー感を演出。タンと巻き上がったソールのレッドライン(リネアロッサ)によってひと目でプラダをわかる一足に。
OTHERS
17.プラダ|サッカーボール
サッカー熱が最高潮に達しつつあるこの12月、蹴るのははばかられる価格だが「4年に一度の記念になるし」なんて自分勝手な言い訳をして、インテリアに迎え入れたいサッカーボール。素材はプラダ謹製「サフィアーノ」レザーでロゴ入り。少年時代のギフトは蹴り倒してこそ。ピカピカに保つギフトは大人になった証しということで。リナイロンのロゴ入りハーネス付属。
18.プラダ|テニスラケット
心機一転スポーツを始めるなら、テニスに限る。エレガントな佇まいを求められる競技は文化系男子との相性がいいに決まっている。映画『ドリームプラン』をお手本にまずは形から! 海から回収されたリサイクルプラスチック素材で作られたRe-Nylonを使用したプラダのラケットなんてこの上なくシック。同素材のケース付き。
「プラダ」に関するおすすめ記事はコレ!