2025.02.23
最終更新日:2025.02.23

【エディター愛用「買ってよかった」スニーカー&シューズ6選】アディダスのスタンスミスからザ・ノース・フェイスのゴアテックス靴まで

UOMOエディターたちがリアルに愛用するスニーカー&シューズを一挙にご紹介。春の足元選びの参考にしてほしい。

01:J.M. WESTON|ユージーン ゴルフ

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名品ゴルフをよりタフに武骨に

昔からアマノジャクな性格ゆえ、流行りや人が持っているものに乗れない。けど欲しいからちょっと外したものを買う。特に靴は顕著にその傾向が出る。サロモンのXT-6が欲しかったのにニューバランスの610のゴアテックスを買ったり。数年前NIKEのダンクローが流行っていた時も、元々持っていたsacaiコラボのダンクハイを履き続けたり。グッチのビットローファーもスムースレザーではなく、なぜかヴァンプ部分がヘリンボーン柄のものを選んでいたり…。

そして今回はウエストンのゴルフ。スナップ撮影時、美容師の中島和弥さんが履いていたスエードのゴルフに一目惚れ。ただ全く同じゴルフもな…と思い調べていると、ユージーン ゴルフというモデルを発見。オリジナルとの違いはソールとアッパーの縫い目。登山靴由来の縫製方法を採用し、武骨な印象に。そこに合わせたライトグレーの上品なスエードにギャップにやられてしまいました。

もはや名前の由来のようにゴルフシューズとしては使えない値段にはなっていますが、オリジナルのゴルフはジャーナリストシューズとの異名を持つ丈夫な革靴。そしてそのゴルフを更にタフにしたユージーン。値段にビビらず、なおのことガシガシ履きたい所存です。

堀池 光プロフィール画像
編集
堀池 光

2023年入社の編集部最年少。本誌では『プロゴルファー!HIKARU』としてゴルフ連載を担当。ときたまデザインの効いたアイテムを着ると、先輩達にツッコまれがち。真夏生まれだが夏の暑さにも冬の寒さにも弱い。趣味はツーリングと音楽フェス。

02:adidas|STAN SMITH DECON

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腫れた足にも優しい柔らかさ

今年の夏休みに一人で訪れたジョージアにて、浮かれすぎていたのか生まれて初めて手首やら足首やらを骨折する怪我を負ってしまい、車椅子で帰国するという事態に(自業自得)。その後はVoltを使って現地購入した松葉杖を相棒に、都内ではS-RIDEを駆使して移動を続け、懸命に(!)リハビリに励んだおかげで徐々に回復。3週間後には杖なしで歩けるようになったものの、困ったのが足首の腫れ。全然治らねえ。腫れてるから履ける靴が全然ねえ。革靴なんてもってのほか、スニーカーでもホールド力が強いものはしんどいのだ。

そんなわけで急遽購入したのがこのスタンスミスDECON。パッドが入ってないから踏み潰せるくらい柔らかくてフニャフニャ。一切フィットしないから腫れた足首でも快適に履けるし、このくたびれた見た目もおじさんにはちょうどいい。ちなみに骨折してから3か月近く経過してほぼ腫れも引いたけど、急いでいても駆け足になるのを躊躇ってしまう。これが運動恐怖というやつか…。

池田  誠プロフィール画像
UOMOプリント版編集長
池田 誠

身に着けるモノの中では365日かけているメガネが一番大事だが、気分屋で服装には一貫性がなく、白髪に合えばなんでもいい。大阪府出身。お好み焼きと立ち飲みと電車と野球が好き。

03:THE NORTH FACE|ホーンド ジップ モカシン ゴアテックス

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雪山での着替えの「スリッパ」として

「都市生活の快適さを追求した防水モカシン」を謳う新作。この見た目でゴアテックス搭載。ソールもビブラムで、都会の雨に対しては過剰防衛なのではとも思う。

実はこのシューズを買ったのは、雨対策より雪山での使用がメインの目的。というのもアッパーのファスナーをガバガバに開けばスリッパ的に足入れできるから。屋外でスノーボードのブーツを脱いで履き替えるのにすごく便利なはず。「スリッパみたいに使える」防水シューズというのが意外に少なくて、冬用のリカバリーサンダル的なものは足入れ部分がソックス状になってることが多く、履くのにたいてい両手が必要。かといって本当にスリッパ状態のノーヒールだとクルマの運転ができないし、そもそも雪道を歩くと足が濡れる。

冬が来るたびに雪山靴の正解になかなか辿り着かずに悩んでたけど、今年こそは!と期待が高まります。

山崎貴之プロフィール画像
UOMOブランド統括
山崎貴之

ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。

04:OAO|Sunlight

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スニーカーこそ流行りに乗る

身近な人の中で“被っている”アイテムってなんだか気になりますよね。少し前から何人かの友人間でチラホラ目にするようになったOAOのスニーカーもそのひとつ。東京と京都を拠点とし、2020年にスタートした日本発スニーカーブランドのものです。

高品質のエコレザーやビブラムソールなどが採用されている点や、どこか都会的なデザインで、スタイル・シーン問わず着用しやすい点が評価されている。現在八つのコレクションが発表されているが、今年は「SUNLIGHT」から新色のグレーが登場するとのことで、友人たちの流行りに乗っかってみることにした。

どれだけ歩いても疲れ無さそうなボリュームのあるソールの一方、その他のデザインはミニマルなのでデニムでもスラックスでも、あわせるボトムスを選ばない。また、京都を拠点とするブランドであることから、「着物」への撥水加工技術を応用しており、オプションでオーダーすれば雨や泥などの汚れも気にすることなく履くことが(防水ナイロンが採用されているモデルはオプション加工不要)。近年無数のインフルエンサーが世に存在しているが、実は自分の周りにいる人たちにインフルエンスされたものって絶対に間違いがないよな、と再確認した一足でした。

渡辺真衣プロフィール画像
編集
渡辺真衣

ビューティー担当。意外と(⁉)細かいおじさんたちの願望を満たす美容ネタを日々探求。犬と猫と暮らしており、ストレスの99.9%を彼らが癒してくれるため、基本的に機嫌がいい。圧倒的に犬派だったが、愛猫のおかげで猫の沼にも沈むことに。趣味はディープな街で酒を飲むこと。

05:GUCCI|ホースビットローファー

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あの名品に厚底が!

副編集長になって改まった場に行く機会も増え、きちんとした靴が欲しいとの思いが日々頭の片隅にあった。グッチのシグネチャーアイテム・ホースビットローファーはずっと素敵だなと思いつつ、厚底の靴を常用する身長155cmの私にとっては遠い存在。なぜならボトムをそれにあわせて裾上げをしてしまっているから。フラットなシューズが履けない…。

が! 今季の新作・厚底のホースビット付きウィメンズローファーは、ヒールが4.5cmとまさに探していたボリューム感のもの。にもかかわらず驚くほど軽い。慌ただしい日常の中で、小走りする局面も多々あるけれど、それすらも苦にならない。グッチのホースビットといえば、ゴールドの金具が定番だけどこれはシルバー。カジュアルなアイテムとも相性ばっちり。

良い靴を履いていると、背筋が伸びる。そのせいか、身長もちょっと伸びたかもしれない。

中島綾子プロフィール画像
副編集長
中島綾子

世界を旅することを愛し、3人の息子たちとともに、これまでに19カ国を訪問。メキシコ、トルコ、モロッコが特にお気に入り。海外の旅行先では必ず料理教室に参加し、帰国後は各国の料理を自宅で再現している。旅好きながらもインドア派で、家に籠もって洋裁やDIYをするのも大好き。

06:A.PRESSE × CONVERSE|オールスター

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数十年ぶりの「並び」を経て購入

意外と探すとないコンバース「オールスター」のネイビーが、大好きなブランドのひとつ、アプレッセから登場と聞いて歓喜。ただ、どうやら抽選販売のみ。この手のクジ運が全くないので、半ば諦めつつ某セレクトショップの抽選に応募したところ、何と当選!

購入は店頭で、しかも土曜日の朝に購入順を決める抽選に参加する必要があるとのことで、一瞬ひるんだものの、並びました、土曜日の朝から。お仕事以外でファッションアイテムを購入するために並ぶのは、裏原全盛期のSOPH.(sec.だったかも?)以来か。おかげで無事にマイサイズを手に入れることができました。

もちろんただネイビーというだけでなく、シューラストは'80年代仕様のフラットソール、ヒールラベルは’50年代後期から'60年代前期の対角三つ星仕様など、様々な年代のヴィンテージ「オールスター」の特徴あるディテールを組合わせて作製されているこだわりっぷり。ライトなオールスター好きの自分は全部を判別できるわけではないけれど、休日に早起きして手に入れた分、すでに愛着もひとしおです。

薬師神和彦プロフィール画像
副編集長
薬師神和彦

ワードローブのほとんどのアイテムがネイビーの“ネイビー男子”。愛犬家、コーヒーより紅茶派。コラボじゃない “素のユニクロ”を研究する「世界一詳しいユニクロ・スタンダード学」を連載中。

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