グッチ、ディオール、バレンシアガ... 大人が選ぶべき人気ハイブランドの「黒財布」新作4選

使うシーンを選ばず、高級感たっぷりでシックな印象を演出できるハイブランドの黒財布。ここでピックアップした4型ならデザインも機能も申し分ない。

01：DIOR｜Trifold Wallet

「ディオール グラビティ」レザーの三つ折り財布

「ディオール グラビティ」レザーは2024年フォール メンズ コレクションで登場した新素材。重力の作用によって革に「ディオール オブリーク」モチーフを大胆に描く、エンボス加工技術がネーミングの由来に。SLG(スモールレザーグッズ)とバッグではエンボスのサイズを変えるなど、メゾンの卓抜した技術によって緻密にデザインされている。

コイン、カード、紙幣が収納できるコンパクトウォレットの中でも、この3つ折り財布は手のひらに収まる超小型サイズ。マグネットスナップ開閉のコインポケットが外側にあって使いやすく、カードポケットは紙幣入れの側面に配置されている。ポケットやミニバッグにも入れやすい。縦7.5×横9.8cm　コイン入れ1箇所、札入れ1箇所、カードスロット3箇所、フリーポケット1箇所。

02：BALENCIAGA｜RODEO CONTINENTAL WALLET

話題の「ロデオ」ラインから待望のSLGが

「ロデオ」はSummer 24にデビューしたワンハンドルバッグのライン。開けっぱなしのまま使うダブルロック開閉が特徴で、両端が折り曲がったフラップが印象的だ。待望のSLG（スモールレザーグッズ）がSpring 25にローンチする。中でもバッグのデザインをフルで踏襲するコンチネンタルウォレットは要チェック。

両端の折れたフラップ、エイジド加工が施されたゴールドのロック金具はもちろん、アコーディオン仕様の設計もこの通り。ソフトなスムースカーフスキンでクラッチバッグ的にも使えるのがうれしい。内側にはカードスロット、背面にはファスナーポケットも備え財布としての機能は完璧だ。縦11.5×横21×マチ3.5cm　ファスナーポケット1箇所、オープンポケット2箇所、カードスロット6箇所。

03：CELINE｜SMALL TRIFOLD WALLET

新しい仕様と凝ったトリオンフモチーフに注目

セリーヌのコンパクト財布に、新しい仕様が登場。通常は外側に付くコインポケットが内側に配された三つ折り財布は、カードケースのようなスマートさが魅力だ。スナップボタン留めのフラップを開けると、コインポケットがフラシで取り付けられ、札入れ部分も片端が開いた出し入れしやすい設計。

外装にはトリオンフのエンボス加工が施されたカーフスキン、内装はスムースレザーのブラックワントーン。銀の箔押しのセリーヌロゴがフロントにさり気なくあしらわれ、上品だ。外側にボタンなどが見えないつくりだから、ストライプ柄の凝ったトリオンフのモチーフにも目が留まる。シンプルながら味わいのある逸品。縦8.5×横10.5×マチ4cm　コイン入れ1箇所、札入れ1箇所、カードスロット6箇所。

04：GUCCI｜GUCCI SCRIPT ZIP AROUND WALLET

シンプルでシックな長財布の日本限定カラー

2025年クルーズ コレクションからの新作ウォレットは、クリエイティブ・ディレクター、サバト・デ・サルノのコレクションにも通じるシックなムードが漂う。微光沢のグレインドレザーにシルバートーンのGUCCIロゴだけというミニマルな長財布は、グリーンとのバイカラー。ジッパーを開けると鮮やかなグリーンの内装が現れ、気分が華やぐ。

ブラック×グリーンのほかに、オレンジ×アイボリーのカラーパレットもあり、日本限定品として展開。オレンジの内装はアイボリーレザーとオレンジファブリックのコンビネーションで、クリーンな印象だ。カードの収納数はもちろん、オープンポケットが3つという使いやすいレイアウトも優秀。縦10×横20×マチ2.5cm　ファスナーポケット1箇所、オープンポケット3箇所、カードスロット12箇所。