ゴアテックス仕様も。L.L.Bean、ボナベンチュラ... 大人が買うべき「ショルダーバッグ」5選

大人の着こなしにマッチする5型のショルダーバッグをピックアップ。どれもシンプルで落ち着きのあるデザインと実用性を兼ね備えた逸品だ。

01：BONAVENTURA｜Paolo Crossbody Bag

縦でも横でも自在に使える万能クロスボディ

美と機能性の共存を掲げるミラノ発のラグジュアリーレザーグッズブランド、ボナベンチュラ。近年、人気を集めているのが2WAYで使えるパオロ クロスボディバッグだ。ミニマルなスクエア型バッグに取り外し可能なショルダーストラップが付き、背面の金具パーツの配置によって縦でも横でも使える設計。中のポケットにも工夫がなされ、どちらで使ったときにも小物類が気持ちよく収納できる。

本体はシボが美しい老舗タンナーのシュリンクレザーを使用。レザーの製造工程で撥水加工を施し、汚れが付きにくい仕様を実現している。長い間きれいに使いつづけられるのがボナベンチュラの魅力でもあり、おしゃれ通に支持される理由だ。パオロ クロスボディバッグは2023年の初めに登場し、以来定番として展開されている。シーズンごとに新色や限定色が展開されるが、一番人気はタイムレスで上品なこのグレージュ。縦22.2×横15.2×マチ5.5cm。

02：Graphpaper｜PERTEX SHIELD Padded Sacoche_ L

ミニマルながら機能満載のショルダーバッグ

ミニマルで機能的でモダンな、グラフペーパーのドレスコードにマッチする新作バッグ。デザインはこれまでも展開のあった、ジェットグライド機構のショルダーストラップを使用したサコッシュ型。今シーズンは非常に軽量で耐久性や防水性を備えたパーテックスシールド素材を、中綿入りのパディング仕様にして型崩れしにくい仕立てに。

フロントにファスナーポケット、13インチのノートPCが収納できるメインコンパートメントには内ポケットも装備。ドローコードを上下に引くだけで、ストラップを瞬時に伸縮操作できるジェットグライド機構でバッグ内へのアクセスが簡単にできるのも秀逸だ。ストラップは取り外し可能でクラッチバッグとして、あるいはPCケースとしても応用できる。S、Mサイズも展開。縦27×横34×マチ4cm。

03：L.L. BEAN｜1944 Boat and Tote

80周年を記念したクロスボディ・スタイルのトート

アメリカ・メイン州発の老舗アウトドブランド、エル・エル・ビーンは1912年の創業以来名品をいくつも世に送り出している。そのひとつがタフなキャンバス製の「ボート・アンド・トート」。1944年に氷を運ぶためのバッグとして誕生して以来、80年にわたり人々に愛されてきた。これを記念して取り外しできるストラップを付属した、クロスボディ・スタイルも楽しめる｢1944ボート・アンド・トート｣が発売に。

「ボート・アンド・トート」は今もメイン州の自社工場で生産される生粋のMade in USA。素材には100％アメリカ産の良質なコットンで織り上げた24オンス・キャンバスを使用。ボトムをさらにキャンバスで補強して、頑丈な69ポンテッド・ナイロン糸のタブルステッチで仕上げられる。｢1944ボート・アンド・トート｣は内側のジップポケットに80周年記念ラベルが付き、口もファスナーで閉じられる仕様。写真のナチュラルほか、ブルートリムなど4色で展開される。縦23×横32×マチ13cm（編集部計測）。

04：ANATOMICA｜HELMETBAG VINTAGE GORE-TEX BSC45

デッドストック生地を使用したヘルメットバッグ

アナトミカ 東京の12周年を記念して、アメリカ軍のデッドストックGORE-TEX生地を使用してつくられたヘルメットバッグ。風合いのあるサンドカラーが新鮮だ。70年代の米軍ヘルメットバッグをデザインのソースにしつつ、機能面をアップデートして今の時代にマッチするデザインに昇華した。本体の生地だけでなくファスナーにもデッドストックを採用しているのがアナトミカらしい。

フロントにドットボタン留めの大きなマチポケットが２つ、メイン収納の内装は中綿仕様になっているから、PCなどの収納も安心だ。背面にはショルダーストラップを使わないときに収納できる、面ファスナー＆スナップボタン留めの大きなポケットも。オーソドックスなデザイン、軽いサンドカラーもモダンで、どんな服装にも合わせやすい。材料がなくなり次第販売終了となるので、気になった人はこのチャンスを逃さずに。縦43×横45.5cm。

05：L/UNIFORM｜The postman bag

シンプルだからこそ味わい深いポストマンバッグ

ひと目見れば「リュニフォーム」とわかる。フランス発のバッグブランドとして着実にファンを増やし、2023年には青山に新たな旗艦店もオープン。ベーシックでありながら、時代のムードをキャッチする感度も高く、2024年春夏に登場したNo.139ポストマンはそんなバッグの代表だ。アイコニックな3色が展開されているが、モダンという視点で見ればこのカドリーユキャンバス×ネイビーがベスト。

ブランドの象徴であるコットン×リネン素材のナチュラルキャンバスにグレインドカーフレザーの縁取りとレザーストラップだけ。シンプルながら丁寧なハンドメイドで凛とした表情がある。マチがないので荷物が少ないときはしなやかにホディに沿い、PCなどを入れればカッチリとしたショルダーバッグに。ショルダーストラップはサイズ調整ができるので肩がけからクロスボディまで、好みの長さで使える。縦40×横39（底）~48（上部）cm。