真冬の寒さにも対応する防寒性をアウターに求めるなら、選択肢の筆頭に上がってくるのがロング丈のダウンコート。腰回りまでしっかり包み込んでくれるので保温性抜群な上、カジュアルになりすぎないから、ビジネスシーンで使いやすいのも魅力だ。
01:LoveFrom, Moncler|Moncore Down Jacket & Parka
iPhoneを筆頭にアップルの名品を手がけたデザイナー、ジョニー・アイヴが率いるデザインスタジオ「ラブフロム」とのコラボレーションは、今までにない斬新な発想のダウン。シンプルなノーカラーのMoncoreダウンジャケットをベースに、フロントと袖、ネックバックについた円形の「マグネットデュオボタン」を、モジュラー式になったシェルジャケットに止めることで完成する。ボタンを留めるときに「カチッ」と鳴る音も心地よい。
シェルジャケットは「フィールドジャケット」「パーカー」「ポンチョ」の3モデルの展開で、いずれも今回のために特注された大きな1枚の布でつくられている。モッズコートスタイルのパーカは、両サイドがジッパーで開閉できて、袖口はスナップボタンで調整可能。冬の風景に映えるアイシーなライトブルーの色みも美しい。
02:nanamica|GORE-TEX LONG DOWN COAT
ロング丈のフィッシュテールに仕上げたナナミカのコート。表地には防水透湿性に優れた2レイヤーポリエステルGORE-TEXファブリクスを採用し、雨や風から身を守りながら、内部の蒸れを効果的に逃がす。人体から出る遠赤外線を利用し暖かさをキープする光電子®︎をダウンと共に封入することで寒さに対応。
フロントは片手で開閉しやすいワンハンドスナップで着脱しやすいことに加え、前立て裏に鍵などを収納しやすいファスナー付きの内ポケット、内側に手袋などが入る大型ポケットを装備。全体的にはシンプルですっきりしたシルエットに仕上がっているため、ビジネスからアウトドアまで幅広く着回せる。カラーはウェットサンド(写真)、ブラック、ネイビー、カーキグリーンが揃う。
03:nanamica|Wool GORE-TEX Cadet Coat Down Liner
ウールのゴアテックス素材を使用したシームシーリング仕様のコート。フードを被ってしまえば、突然の雨でも凌ぐことができる。デザインは士官候補生に支給された防寒着をベースに、ダッフルコートのようなシルエットに再構築。パッと見はダウンが入っているとは思えない佇まいだが、体が発する遠赤外線を輻射して保温効果を高める高機能な光電子®ダウンを採用しているため、十分な暖かさを叶えてくれる。
肌触りの良いウールを使用した袖口のリブデザインも見逃せない。ハギのない筒編みのテンションを二段階に変化させることで、ヴィンテージのフライトジャケットのように仕上げた。
04:ARMY TWILL|COTTON NYLON DUFFEL COAT
イギリス軍ダッフルコートのクラシックなトグルや立体的なフードなど、伝統的なディテールを残しつつ現代的なシルエットに再構築。中綿には軽量かつ優れた保温性を持つTHERMOLITE®(サーモライト®︎)を使用しているため、薄手ながら寒い季節でも快適に過ごせる。
表地には手触り、風合いがいいコットン65%、ナイロン35%を採用。お尻が隠れるくらいのミドル丈は、シーンを問わずコーディネートしやすい。カラーはベーシックなネイビー (写真)、ベージュの2色展開。
05:miffew|VARSITY DOWN COAT
ミフューが作り出すのは都市生活者向けのワードローブとしてのダウンウェア。おすすめの一着は、首にフィットするように長めに設計されたネックリブが特徴的なダウンコート。しっかり羽毛が入っていながらも、着用するとわかるストンとしたストレートのシルエットはコート派も魅了されること間違いなし。前振りの袖は肘部分にボリュームを出し、立体的なフォルムに仕上げている。
表地はまるでウールのようなポリエステル100%の素材を採用。先染めの糸で織り上げることでリアルなウールに近い表情も魅力のひとつ。軽量なうえ、劣化に強く雨や湿気での縮むことがないため手入れも簡単だ。
モンクレール ジャパン TEL:0120-938-795
ナナミカ 代官山 TEL:03-5728-6550
グーニー PR TEL:03-6441-2142
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