2024.11.18

パタゴニア、eYe ジュンヤ ワタナベ マン×ナンガ... この冬大人が買うべき「黒ダウン」3選

冬の着こなしのキーアイテムとして必ず押さえておきたいのが、汎用性抜群の黒ダウン。ここでピックアップした3型なら、幅広いコーディネートに馴染みつつ、大人っぽくクールな印象を演出してくれる。

01:eYe JUNYA WATANABE MAN×NANGA|ECWCS LEVEL7 DOWN JACKET

パタゴニア、eYe ジュンヤ ワタナベ の画像_1
ジャケット¥176,000/eYe ジュンヤ ワタナベ マン×ナンガ(コム デ ギャルソン)
パタゴニア、eYe ジュンヤ ワタナベ の画像_2

ミリタリーの定番アウターをダウン仕様に

eYe ジュンヤ ワタナベ マンの注目ダウンは、ブランド誕生から30周年を迎えたナンガとのダブルネーム。アメリカ軍が採用するレイヤリングシステムの防寒パーカ、ECWCS LEVEL7(エクワックス・レベルセブン)のデザインを採用したシンプルなルックス。本来中綿にはプリマロフトが使われるが、ナンガの最上級ダウンを詰め込んだ。

フロントにベルクロが付いたミリタリー然としたディテールを取り入れ、袖の補強も異素材で踏襲しつつ、リラックス感のあるシルエットやフードにもダウンを詰めるなどeYe ジュンヤ ワタナベ マンらしいこだわりが光る。さらにダウンを封入する量を部位によって変え快適性を追求するなど、世界的に評価されるナンガの技術力を融合した最強の一着が完成。

02:Patagonia|M’s Stormshadow Parka

パタゴニア、eYe ジュンヤ ワタナベ の画像_3
ジャケット¥143,000/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)
パタゴニア、eYe ジュンヤ ワタナベ の画像_4

次世代GORE-TEXを採用した注目作

「地球が唯一の株主」と謳うパタゴニアから昨年登場したメンズ・ストームシャドー・パーカは、人体や環境に有害性があるとして近年規制が厳しさを増すにフッ素化合物を使用していない。中でも注目すべきは、GORE-TEX社と協働で開発したリサイクル・ポリエステル100%のePE(延伸ポリエチレン)メンブレンを採用した画期的なGORE-TEXファブリクス製品であること。

製品化するまでには何度もテストが行われ、納得できる耐久性を実現し、昨年やっと製品化にこぎつける。デザインも含めて、長く愛用できるタイムレスなダウンパーカが完成した。フードと袖口、裾を絞って冷気をシャットアウトできる構造で、ジッパーポケットにも工夫が凝らされている。パタゴニアを象徴するフィッツロイロゴもモノトーンと洗練されたデザインは、日常やアウトドアはもちろん、通勤コートなどにも応用しやすくスタイリングの観点からも万能だ。

03:OAMC×Goldwin|Down Jacket

パタゴニア、eYe ジュンヤ ワタナベ の画像_5
ジャケット¥187,000/OAMC×ゴールドウイン(エドストローム オフィス)
パタゴニア、eYe ジュンヤ ワタナベ の画像_6

モダンな美学と機能性を融合した傑作

ルーク・メイヤーがスタートさせたOAMCとゴールドウインのコラボレーション。ミニマルなダウンジャケットは、総合芸術を意味するドイツ語「GESAMTKUNSTWERK(ゲサントクンストヴェルク)」とプリントされた裾のピンクのタグが目を惹く。その言葉通りOAMCのモダンな美学とディテールへのこだわり、ゴールドウインの技術と機能性を融合した傑作だ。

上品な光沢のある生地はリサイクルナイロン100%で、撥水性を備えている。ダウンをたっぷりと詰め込んだオーバーサイズのシルエットだが、シームがないのですっきり見える。スタンドカラーにはフードが内蔵され、内側にはスキーウエアに見られるようなパウダーガードが。メタルキューブとレザーを合わせたフロントファスナーの引手や手書きラベルなど、ディテールまで緻密にデザインされている。同コレクションの3レイヤーコートやジャケットと接続できるように設計されている点も出色。

コム デ ギャルソン TEL:03-3486-7611
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス TEL:0800-8887-447
エドストローム オフィス TEL:03-6427-5901

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