2024.11.06
最終更新日:2024.11.15

ニューバランスのローファー「1906L」、サロモン「X-ALP」... エディター激推し。大人が2024年冬に買うべきスニーカー&シューズ5選

UOMOエディターが、この秋冬に手に入れたい注目の新作シューズをピックアップ。ニューバランスのローファー「1906L」、サロモン「X-ALP」など話題のスニーカーから、高級感漂うボッテガ・ヴェネタのブーツまで、どれも手に入れておいて損はないアイテムばかりだ。

01:SALOMONのスニーカー「X-ALP」

ニューバランスのローファー「1906L」の画像_1
ニューバランスのローファー「1906L」の画像_2
The Broken Armとのコラボレーションを経て復刻したモデル。登山でも履ける高い機能を備えながら、アッパーにスエードレザーを使用することで高級感のある仕上がりに。岩場や泥道でもグリップ力を誇るアウトソールも特徴。スニーカー「X-ALP」¥30,800/サロモン(サロモン コールセンター)

「X-ALP」が玄関を占拠していく…

とにかくサロモンの「X-ALP」というモデルが好き。かつてパリのセレクトショップThe Broken Armコラボの「X-ALP」をはじめて購入した後、気に入りすぎて思わずおかわりしてしまったほど。MM6とのコラボレーションが発表されたときは「待望のブラックが出る!」と、発売当日にお店に駆け込んで一足だけ残っていた自分のシンデレラサイズをゲット。

そんなに愛してやまない「X-ALP」だが、先シーズンにインラインで復刻したベージュは、ちょっと自分には合わないなとスルーしていた。そんな折に、今季インラインでもブラックがリリースされることを知り悩んだ。「この前、MM6コラボ買ったばかりだが…」。ただ、現物を見て心が動いた。MM6コラボのアッパーはメッシュの部分が多くてややモードに寄せているのに対して、こちらはマットなスエードの分量が多くアウトドア感強め&武骨に仕上がっている。微差といわれたらそうなのだが(笑)、「X-ALP」ラバーとしては手に入れるしかない!

サロモン コールセンター TEL:03-6825-2134 

中林龍平プロフィール画像
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中林龍平

カルチャー・食担当。トレードマークは、ボリューミーなパーマ(入稿・校了時、1.5倍増)。一年中ほぼシャツ、冬だけニットもあり。年始に琺瑯鍋とフライパンを新調したので、きちんと自炊ができるようになりたい。

02:BOTTEGA VENETAのサイドゴアブーツ

ニューバランスのローファー「1906L」の画像_4
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軽さのことばかりに触れてしまったが、デザインにももちろんポイントが。やりすぎないくらいのスクエアトゥで、冬の装いにちょうどいいエッジを効かせてくれる。ボリュームはキープしながら、シャープな足元を手に入れて。ブーツ¥198,000/ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)

え? ブーツがこんなに軽くていいんですか?

ここ数年、冬になると必ずお世話になるのがサイドゴアブーツ。どれも見た目は申し分ないのだが、ひとつ難点をあげるとすれば結構重いことだろうか。しかし、そんな悩みとおさらばできる逸品がボッテガにあった。

やや厚めのソールで、ボリューム感もちょうどいい。通常のサイドゴアブーツを持つ感覚で手に取ってみると、え? ちゃんと持ててる? と思わず口に出しそうになる軽さに衝撃を受けた。ただでさえ重いコートに厚手のニットで武装せざるを得ない冬。足元くらいは軽くいたい、私のウィッシュリストに速攻加わりました。ついつい憂鬱になる冬の外出も、これがあればはかどりそうです。

ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120-60-1966

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渡辺真衣

ビューティー担当。意外と(⁉)細かいおじさんたちの願望を満たす美容ネタを日々探求。犬と猫と暮らしており、ストレスの99.9%を彼らが癒してくれるため、基本的に機嫌がいい。圧倒的に犬派だったが、愛猫のおかげで猫の沼にも沈むことに。趣味はディープな街で酒を飲むこと。

03:J.M. Weston × sacaiのシューズ「Boxcalf Golf Derby」

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ジェイエムウエストンのインラインのトリプルソールダービーのヒール部分にラバーソールをプラスしたような構造は、履きやすさも想像以上。シューズ “Boxcalf Golf Derby”¥149,600/ジェイエムウエストン × サカイ(サカイ)

いい意味で「そうでもなかった」

ジェイエムウエストンとサカイ、どっちも大好きなブランド同志のコラボがパリのランウェイで発表、しかも名靴「ゴルフ」がベースと聞いて、興奮気味に速報画像をチェックしました。だけど第一印象は「自分で履くのは難しいかな」というもの。ヒール部分がニョキっと突き出たソールがなかなかにエッジィで、ベーシック志向の僕の着こなしに取り入れるイメージがわかなかったのですが、実物を足入れしてみて考えを変えました。

履いてみると意外と馴染んで思ったほどエッジィじゃない(いい意味で)。むしろ裾までズドンとしたワイドストレート系のパンツを履くことが多い僕にはデフォルメされたソールがちょうどいいボリューム感。これはトライしてみる価値がありそうです!

サカイ TEL:03-6418-5977

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副編集長
薬師神和彦

ワードローブのほとんどのアイテムがネイビーの“ネイビー男子”。愛犬家、コーヒーより紅茶派。コラボじゃない “素のユニクロ”を研究する「世界一詳しいユニクロ・スタンダード学」を連載中。

04:New Balanceの「1906L」

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2000年代を代表するランニングシューズ1906がローファーに。1906といえばハイテク味の強いオーバーレイ多用のデザインだが、これが不思議とトラッドなローファーにうまくハマっている。シューズ “1906 L” ¥22,000/ニューバランス(ニューバランスジャパンお客様相談室)

噂は本当だった。そして最高だった。

「ニューバランスがローファーを作った」というニュースは、ジュンヤワタナベマンの今秋冬の記事で既報のとおり。このローファー、コラボのみのスペシャル版なのか本家NBでも発売されるのか、噂は錯綜していましたが…ちゃんとインラインにもありました。すでに発売済のシルバーに続き、11月には大本命のトリプルブラックが登場。

普段からノーマル1906と、2002Rのミュールを愛用している自分にとっては無視できない「履き慣れたモデル+足入れが楽」のコンボ。実際に試着してみると、アッパーはゆるすぎず適度にタイトなフィット、そして想像より自然で普段のスニーカーっぽい雰囲気で履けるのがいいなと感じました。買わないわけにはいかない。ちなみに実物を目にして一番ぐっときたのは、アッパー中央の極小Nロゴ。

ニューバランスジャパンお客様相談室 TEL:0120-85-7120

山崎貴之プロフィール画像
UOMOブランド統括
山崎貴之

ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。

05:LOEWEのスエードスリッポン「FLEX LOAFER」

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これまた今年の気分のタバコスエードは、いい具合の明るさで冬のダークな色味に軽さを出してくれそう。くしゅっとしたギャザー状のかかと部分も愛らしく、履いても、脱いでもサマになる一足。シューズ¥123,200/ロエベ(ロエベ ジャパン クライアントサービス)

大人にうれしい。ラグジュアリーなスリッポン

スエードスリッポンが流行しているが、少し周りと変化を出したい時にぴったりの一足をLOEWEで発見。“ペタン”としたフォルムが特徴で、他のスリッポンとは一味ちがった抜け感が手に入りそうだ。ちょっとファニーな印象のワイドに広がったトゥだから、冬に厚手のソックスとあわせるのも問題無さそう。

出かけるときはもちろん、少々お行儀は悪いかもしれないが、かかとを潰してさっと履けばラグジュアリーな“スリッパ”としても使えるかも。など妄想が膨らみます。脱いだ時にだけ見えるインソールのロゴで、自分勝手な満足感も満たされるはず!

ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03-6215-6116

渡辺真衣プロフィール画像
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渡辺真衣

ビューティー担当。意外と(⁉)細かいおじさんたちの願望を満たす美容ネタを日々探求。犬と猫と暮らしており、ストレスの99.9%を彼らが癒してくれるため、基本的に機嫌がいい。圧倒的に犬派だったが、愛猫のおかげで猫の沼にも沈むことに。趣味はディープな街で酒を飲むこと。

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