暑さが落ち着いてきたら活躍するのがデニムアイテム。新作も続々登場している。今回はその中から、人気ブランドと人気セレクトショップによるコラボ・別注モデルを集めてみた。
01:GRAMICCI × BEAMS|DENIM OVER PANTS
スノーカモオーバーパンツをデニムで提案
「人気のスノーカモオーバーパンツをデニム素材で楽しめるようにした別注です。立体感のあるフォルムやサイジングも今のストリートシーンにバッチリ。グラミチ独自のウェビングベルトや収納に優れた大きめのポケットが便利すぎて、ついついヘビロテしてしまいそうなデザインです」(ビームス プレス 岡村拓哉さん)
古着シーンで熱い、ヴィンテージのU.S. ARMY スノーカモオーバーパンツがベース。デイリーにはきやすいデニム素材で、型からリクエストした完全別注。グラミチならではの機能的なウェビングベルトやDカンなどを取り入れつつ、裾はミリタリー仕様のドローコード入りでシルエットの変化も楽しめる。
プレスに就任して早4年。休日は1歳になる娘と過ごす時間を大事にしつつ、趣味のバスケ、ゴルフを会社の仲間と楽しんでいる。この秋冬はミリタリーアウターを取り入れたコーディネートで男くささと“パパらしさ”をデュアルに演出したい。
02:blurhms for BEAUTY&YOUTH|DENIM COVERALLS
注目のワークのトレンドをクリーンに
「リラックスしたサイズ感が多いブラームスに、大きすぎないほどよいゆるさ&やわらかく着やすいデニムでカバーオールを別注。ネイビーとブラックの展開があり、ブラックは同色ステッチでミニマルなルックスですが、僕はヴィンテージ感が際立つ、配色ステッチのネイビー推しです」(ビューティー&ユース プレス 矢本亮太さん)
ブラームスが定番で展開していたカバーオールから、今季、インラインでは展開しない型で別注。ほどよくフィットするサイズ感で、クリーンに着られる一着に。ドーナツボタンやカフの仕様など、スラックス合わせでクラシックに着たくなるヴィンテージディテールが随所に盛り込まれている。
ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店などのショップスタッフを経て、2023年からPRに。男っぽさと色っぽさを兼ね備えたアイテムやスタイリングが気になりつつ、カジュアルでも品が感じられることが一番大事。
03:LEE for JOURNAL STANDARD|MODERN COWBOY JKT & COWBOY JEANS
古着っぽいほうはステッチをあえてネイビーに
「リーを代表するモデル『101B』と『101 COWBOY JACKET』の原点となるLee COWBOYが誕生してから今年で100周年。インラインでヴィンテージのディテールを取り入れたスペシャルコレクションが誕生しました。ジャーナル スタンダードではこの特別モデルを、1940年代の大戦モデルをベースに別注。単なるヴィンテージの復刻ではなく、今着たいアイテムへ加工感やステッチを調整しているのがポイントです。個人的にはこのGジャンをスラックス&カラーローファーで着てみたい」(ジャーナル スタンダード プレス 玉木悠斗さん)
フェードインディゴカラーがヴィンテージのようなムードを演出するジーンズ&Gジャン。シルエットやサイズ感はもちろん、ジーンズはヘアオンハイドのヒップラベルやステッチのないポケットも特徴。シルエットやディテールを細かく調整しているが、フェードインディゴはイエローステッチでなくネイビーステッチにすることで古着っぽくなりすぎず都会的なルックスを実現。ワンウォッシュの濃いインディゴの展開もあるので、クリーンに着たい人はそちらを。
ジャーナル スタンダードPRとして早5年。週末は野球をテーマにした「リーリーリー活動」を実施。野球終わりにすることや服の経年変化を追求する「自然界に服を放置」シリーズなどを自身のYouTube「ちゃんたまリーリーリーチャンネル」で配信している。
ビームス 原宿 TEL:03-3470-3947
ビューティー&ユース ユナイデットアローズ 丸の内店 03-6212-1500
ジャーナル スタンダード 表参道店 TEL:03-6418-7961