夏場の大人の足元を軽やかかつエレガントに演出するローファー。人気ハイブランドの新作なら、デザイン性と高級感のどちらも満たし、ワンランク上の着こなしを実現できるはずだ。
01:PRADA|Loafers
Y2Kなスクエアトウのフォルムが新鮮
スクエアトウが目を引くモダンなローファー。90年代後期にプラダが提案したスクエアトウを彷彿とさせ、Y2Kな今のムードとシンクロする。甲部分をインパーテッドスタイルにしたミニマルなルックスは、伝統的な職人技で実現した。光沢仕上げのプラッシュドレザー(牛革)がモードな表情を添える。
トウにスクリーンプリントの小さなロゴがあしらわれ、ヒールの立体的なラバートライアングルパーツは無地と、ロゴの入れ方も芸術的だ。薄いラバーソールながら、インソールによって快適な履き心地に。
02:BALENCIAGA|TRACTOR LOAFER
80’sムードのチャンキーソールローファー
トラクターのような深い溝のチャンキーソールがアイコンのシューズライン「TRACTOR」のSummer 24新作。エクストララウンドトウのフォルムに厚みのあるラバーソールがマッチ。アッパーのサドル部分にロゴのエンボスがあり、トウパートにはダメージ加工が施されているのもバレンシアガらしい。
テーラードスタイルやカッチリした着こなしだけでなく、あえてトラックスーツのようなスポーティなコーディネートに合わせてY2Kなムードを演出しても今っぽい。
03:DIOR|“DIOR BUFFALO” LOAFER
80年代のムーブメントに触発された厚底靴
「カナージュ」のグラフィックが落とし込まれたコットンツイードアッパーに、新アイコン「ディオール チャーム」があしらわれた新作ローファー。厚めのラバーアウトソールを配した独特のフォルムは、1980年代のロンドンで伝説のスタイリスト、レイ・ペトリが牽引した「バッファロー」ムーブメントにインスパイアされたデザイン。
ストリート寄りのボリューミーなフォルムを、クチュールの精神とヘリテージを融合させることでモードに昇華している。キム・ジョーンズの真骨頂ともいえるハイブリッドな一足で、春のコーディネートにインパクトを。
04:GUCCI|HORSEBIT LOAFER
シュッとしたフォルムが大人っぽい
1953年に誕生して昨年70周年を迎えた、グッチを象徴するホースビットローファー。さまざまなデザインで展開されているが、今季はベージュスエードのモデルが登場。ロングノーズに薄いレザーソールがエレガントだ。
ソフトなカーフスキンのスエードアッパーは足なじみがよく、サンドベージュの色みはベージュ&エボニーカラーのGGスプリーム キャンバスとも好相性。細身のパンツもワイドパンツも、モダンなシルエットに仕上げてくれる。
プラダ クライアントサービス TEL:0120-45-1913
バレンシアガ クライアントサービス TEL:0120-992-136
クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947
グッチ クライアントサービス TEL:0120-99-2177