2024.04.29
最終更新日:2024.04.30

リーバイス®︎、コム デ ギャルソン... エディターが推す2024年春夏・新作パンツ6選

01:THE ROWのスウェットパンツ

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足元までとことんカジュアルに決めるか、はたまたドレスに仕上げるか。合わせるアイテムでガラリと表情を変えてくれそうなのもポイント。ラグジュアリーなスウェットパンツは大人の余裕をもって楽しみたい。裏起毛で着心地はもちろん極上。¥207,900/ザ・ロウ(ザ・ロウ ジャパン)

大人にもスウェットパンツをはきたい日がある

ザ・ロウの2024SSのルックで、個人的にとても気になったのが、こちらのパンツを用いたスタイリング。これまで手に取ろうとして「いや、カジュアルすぎるな」と何度も諦めてきたスウェットパンツが、なんとも格好よく見えたからだ。その理由のひとつは恐らく、立体裁断による計算されたシルエットによるものだろう。スウェットのラフさはキープしつつほどよくスッキリとした印象で、これならトライできるかも、と思えた。潔い白のスウェットパンツなんてまさに「清水買い」するしかない!

渡辺真衣プロフィール画像
編集
渡辺真衣

ビューティー担当。意外と(⁉)細かいおじさんたちの願望を満たす美容ネタを日々探求。犬と猫と暮らしており、ストレスの99.9%を彼らが癒してくれるため、基本的に機嫌がいい。圧倒的に犬派だったが、愛猫のおかげで猫の沼にも沈むことに。趣味はディープな街で酒を飲むこと。
 

02:FOLL × Wranglerのランチャーストレートワークトラウザー

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今季でじつに7シーズン目となるコラボの新作。ストレートシルエットだけでなく、ディテールもJポケットをスラッシュポケットに変更。ただしヒップはパッチポケットを維持することで、長年のランチャーファンでも無理なく受け入れられる「ランチャーらしさが残る」仕様にまとめた。¥16,500/フォル × ラングラー(アンフォロー トウキョウ)

愛用パンツは、姿を変えてもかわいかった

10年以上、毎日とはいかずとも、つかず離れず愛用し続けているのがラングラーの定番「ランチャードレスジーンズ」。FOLL展示会でディレクター平沢さんから「セミフレアシルエットをストレートシルエットにイチから作り直し・・・」と熱烈な説明を受けたとき、正直「これもはや大元のランチャーを超えてしまったのでは?」と熱烈に欲しくなってしまった一本。姿を変えて、毎日のスタメンパンツにこの春、復活する予感がしている。

中野健吾プロフィール画像
編集主任
中野健吾

ファッション担当。映画と韓流ドラマが好き。甘いものと炭水化物が大好きで、運動は嫌い。にも関わらず30歳半ばを過ぎても中学時代と体重が変わらない代謝の良さが自慢。ワードローブは、白、黒、ベージュ。

03:HUM VENTのコーデュロイパンツ

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アメリカの有機農場で栽培・手摘みされ、世界で最も厳しい認証基準をクリアした上質なオーガニックコットンを使用。古い精紡機でゆっくり時間をかけて紡ぐことで、膨らみのある柔らかな風合いを実現。ストレートにほんのりテーパードがかったシルエット。¥53,900/ヒューベント(エレメントルール カスタマーサービス)

正直、このアイボリーカラーのチョイスだけで「買い」

2024年の冬は、マジで毎日コーデュロイパンツばかりはいていた。無論、春もコーデュロイパンツ。すでに最高の“推し”も見つけている。ヒューベントの一本は、自分好みの、いかにもおじさん向けのワイドシルエット。ゆったりしているけれど、サイドシームがなくほどよくソリッドで上品。特筆すべきはこのアイボリーカラー。初見で目を奪われた。素朴で柔らかい印象だが、ほっこりして見えない。「ぶっきらぼうに優しい」。そんな感じだろうか。

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副編集長
吉崎哲一郎

大人の文化系男子のためのマンガレーベル「UOMOマンガ」では、かっぴー先生と福満しげゆき先生の連載を担当。セルカークレックスの愛猫「ほこり」を飼い始めてからは、静電気を発しない素材や毛が付いても目立ちにくいグレーを選ぶなど、“猫ファースト”のワードローブにシフト中。

04:Levi’sの517™ 「BOOTCUT WELCOME TO THE RODEO」

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復刻されたブーツカットの517™は、70年代アーカイブを忠実に再現した800本限定のLevi’s® Vintage Clothing 1970s 517™を筆頭に、Red Tabラインでは様々なウォッシュ、カラーのバリエーションが登場した。¥15,400/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン)

青い鳥がここに

手持ちで登板の多いジーンズはフレアの2本。ウエスト緩め、レングス長めのリーバイス517™と、ベルボトムだけどタイトかつ完全にくるぶしが見えるレングスで探したリーバイス646。いずれも古着のブルーデニム。

ここのところずっとリサーチしているのは517™のブラック。学生時代に渋カジからデルカジなんかの波をかぶっているため、501®のフェードした黒のトーンが好き。ところが517™はそもそも黒の弾数が少ないし、古着屋やネットではゴールデンサイズに巡り合わないまま。諦めかけていたところリーバイス展示会で復刻517™のウォッシュドブラックを発見。やや濃い目に残る黒は理想のイメージとはやや違ったけど、細みのブーツカットならばこの薄すぎないトーンの方がアリだと感じた。なんといっても地道に探さずとも、普通にリーバイスのショップやECで豊富に販売されている! 探し求めていた青い鳥ならぬ「黒いデニム」がこんな近くに、という喜び。

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UOMOブランド統括
山崎貴之

ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。

05:MANNENROの「HARVEST SHORTS」

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ローズマリーの和名を指す迷迭香は、ガーデニングやアウトドアシーンを想定したワークウェアブランド。マットなポリエステル生地に映えるビビッドなドローコードが可愛らしい。¥15,180/迷迭香(ビショップ)

夏フェス用ショーツの最適解

個人的に夏場の推しブランド迷迭香(マンネンロウ)。一昨年は開襟シャツ、去年は長袖シャツを購入しましたが、その涼しさたるや、感動ものです。

ガーデニング用に設計しているのでしょうが、大容量のポケット、カラビナが付くループなど、まさに夏フェス向き。内側はメッシュで覆われているためスイムショーツとしても使えるって、これはまさに、フジロックの川辺に広がる飲食ブース&休憩所「ところ天国」で川遊びをしてくださいと言っているようなもの。シンプルな見た目ですが涼しくて実用性抜群。こういうショーツがちょうど欲しかったんです。

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編集
堀池 光

2023年入社の編集部最年少。本誌では『プロゴルファー!HIKARU』としてゴルフ連載を担当。ときたまデザインの効いたアイテムを着ると、副編集長吉崎をはじめ先輩達にツッコまれがち。真夏生まれだが夏の暑さにも冬の寒さにも弱い。趣味はツーリングと音楽フェス。

06:COMME des GARÇONS SHIRTのパッチワークショーツ

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2024年春夏のコム デ ギャルソン・シャツはアンディ・ウォーホルをフィーチャーしたコレクション。ギャルソン・シャツの伝統とも言うべき身頃のパッチワークを、ショーツに落としこんでいる。ネイビーのウールギャバジン100%。同素材でブラックもあり。どちらを選ぶかは悩みどころ。¥57,200/コム デ ギャルソン・シャツ(コム デ ギャルソン)

眠気が一気に覚めた

連日遅くまで飲んだり、時差ボケで深夜に起きて仕事をしたり、とにかく眠いパリ出張の朝。だがパリのメンズファッション・ウィークでの「コム デ ギャルソン・シャツ」のショーは毎回決まって土曜の朝9時15分スタート。どのショーよりも早い。およそショーというものは20~30分遅れて始まるのが常だが、ギャルソン・シャツは開始時間より前に行ったのにもう満席で始まっていたことすらある。

昨年6月、遅刻厳禁の緊張&身体はまだ寝ている状態の朝イチのショーで見かけて、「お!」と寝ぼけ眼が全開になったのがこのショーツ。複雑で美しいパッチワークはもちろんだが、ぐいっとAラインを描く裾広がりのシルエットがいい。ギャルソンのスカートは格好いいけど自分で着るにはちょっと…と及び腰な自分にとって、シルエットだけは「っぽいムード」が手に入る。むしろ大人にこそ似合うはず。

ちなみにショー開始が一番早いのはギャルソン・シャツだけど、次に早いのは金曜10時のジュンヤマン。コム デ ギャルソンの皆さんは朝に強い。

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UOMOブランド統括
山崎貴之

ワードローブは、アウトドアやミリタリーものから唐突なハイブランドまで混ぜたもん勝ち。恒例「試着フェス®」発案者だが、ショップに行く暇を惜しみ、試着ゼロ状態で衝動的に通販しがち。好きなモノは、深夜の飲酒からの寝落ち。MT車の運転。スノーボードとキーボード。

ザ・ロウ ジャパン TEL:03-4400-2656

アンフォロー トウキョウ TEL:03-3486-0906

エレメントルール カスタマーサービス TEL:0120-941-954

リーバイ・ストラウス ジャパン TEL:0120-099-501

ビショップ TEL:03-5775-3266

コム デ ギャルソン TEL:03-3486-7611

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