春は旅に出たくなる季節。大容量のバッグがあれば、長旅も快適に楽しめる。ここでピックアップした3ブランドのアイテムなら、スタイリッシュなトラベルスタイルを実現できる。
01:dunhill|1893 HARNESS HOLDALL
洗練された旅スタイルを演出するレザーボストン
英国発のジェンツなブランドとして忘れてはならないダンヒル。2023年に創業130周年を記念するコレクションが発表されたのも記憶に新しい。「1893ハーネス コレクション」は創業者のアルフレッド・ダンヒルが父親から馬具製造業を引き継いだストーリーから生まれた。馬具づくりの時代からのクラフツマンシップを現代の紳士が必要とするラグジュアリーなアイテムに融合。ビジネススタイルにマストなブリーフケースなどのコレクションに続いて、新たにこのダッフルバッグ「1893ハーネス ホルドール」が加わった。
馬具にインスパイアされたディテールがちりばめられたボストンバッグは、上質なグレインカーフレザーを全体に使っているが意外に軽く、使用しないときはフラットに折りたためるのも機能的。フロントにファスナーポケット、内側にもファスナーポケットと2つのフラットポケットを備える。取り外しできるレザーストラップが付属し、ショルダースタイルでも持つことも可能。トップハンドルにブランドエンボスロゴという静謐さもエレガント。旅をとびきり贅沢に演出してくれる。縦27×横50×マチ19cm。
02:côte&ciel|Sanna Sleek
独特のフォルムでマルチに楽しめるダッフルバッグ
パリ発の先鋭的なバッグブランドとして、一目置かれるコートエシエル。折りたたむ、ねじるといった手法で創造される独特のルックスに、しっかりと実用性を融合している点で高く評価される。2024年春夏新作の「サナ スリーク」は、軽量なナイロン素材のダッフルバッグ。35Lの容量があり、2~3泊分の旅行用荷物が収納できる。ショルダーストラップやキャリーハンドルを使って、いろいろな持ち方ができる点も優秀。
横長のルックスだが、荷物が少ないときや普段使いするときは、両サイドをたたんでスクエアなトートバッグのようにもアレンジ可能。ショルダーストラップはパッド入りで、クロスボディにしたときの背負い心地も快適だ。両サイドのハンドルは、カラビナクリップでポーチなどをドッキングさせるときにも応用できる。オーガニックなフォルムを得意とするコートエシエルらしい傑作。縦24×横50×マチ26cm。
03:TUMI|ALPHA BRAVO Collapsible Duffel
折りたためる大容量ダッフルバッグは収納カバー付き
昨年末に表参道店をグローバル初のコンセプトストアとしてリニューアルしたトゥミ。スタイリッシュで革新的で実用性も抜群という、目からウロコのバッグを数多くラインナップする。そんなひとつがこのコラプシブル・ダッフルだ。多目的に使えるデザインが魅力の「アルファ ブラヴォ」コレクションの新作で、折りたためるだけでなくコンパクトに格納できるカバーが付属しているのが高ポイント。
カバー付きだから収納している間にほこりが付きにくく、必要なときにすぐに使える。ダッフルとして使用するときしっかりと立体になるように、内部に折りたたみ式の支柱を備えた設計も素晴らしい。2つのホイールが付くので移動も快適だ。本体はリサイクル素材のバリスティックナイロン。撥水加工が施されているから水を弾き、汚れもつきにくい。長期の旅行やスポーツイベント、キャンプなどはもちろん、海外旅行の予備バッグとしても重宝すること間違いなし。縦80×横36×マチ30.5cm。
ダンヒル TEL:0800-000-0835
コートエシエル東京 TEL:03-3475-7030
トゥミ・カスタマーセンター TEL:0120-006-267