ディオールの象徴的モチーフを再解釈してモダンによみがえらせるキム・ジョーンズ。2025年スプリングの新作にもそんなムードが散りばめられている。ホリデーシーズンにおすすめの小物5選をご紹介しよう。
01. BASEBALL CAP
グレイッシュトーンのチェックに注目
グレーをベースにしたチェックがディオールらしい。ムッシュ ディオールが「流行に左右されない唯一の高級生地」と語ったタータンチェックのコットンギャバジンを使用し、フロントには”DIOR”シグネチャーの刺繍をあしらった。クラウンが浅めのデザインも品がいい。
裏地は「ディオール オブリーク」ジャカードで、スナップボタン留めのバックストラップはフィット感が3段階で調整できる。スポーティすぎない絶妙なバランスが光る逸品だ。
02. “DIOR OBLIQUE” SUNGLASSES
ブラックのトランスペアレント素材が新鮮
ブラックながら透けるアセテート素材を使用した軽快なルックスのサングラス。サイドに「ディオール オブリーク」ロゴをシルバートーンメタルであしらい、テンプルのメタルインサーションにはギローシュ(繊細な装飾模様)ディテールも。よく見ると“凝ったデザイン”というのがスタイリッシュ。
フレームと同系色のグレーレンズを合わせ、左レンズの上に”CHRISTIAN DIOR”シグネチャーをプリントして遊び心を添えた。かけ心地も軽く、どんなコーディネートにも合わせやすい。
03. “CD30” BRACELET
スポーティな「CD30」シグネチャーがアクセント
2021年にデビューした「B30」スニーカーのシグネチャーをあしらった新作ブレスレット。シルバートーンの真鍮のケーブルチェーンリンクにオープンワークの「CD30」シグネチャーがあしらわれアクセントに。チェーンは細すぎず、太すぎずベストなバランスで秋冬の手元にも着けやすい。
ミニマルなコーディネートにこんなブレスレットをひとつ効かせるだけで、今シーズンの気分にマッチした着こなしに。「CD30」シグネチャーはほかにもネックレスやリングなどが展開され、アクセサリーのコーディネートを楽しむことも可能。
04. “DIOR HIT THE ROAD” BACKPACK
メゾンのサヴォアフェールが光る名品が登場
ライトグレーからブラックへのグラデーションが気品を漂わせる「ディオール グラビティ」レザーのバックパック。しなやかなグレインドカーフスキンにエンボス加工を施した後、各パネルに手作業によるスプレーで色付けを行い美しいグラデーションを実現している。メゾンのサヴォアフェール(伝統的な匠の技)があってこその傑作だ。フロントにはさり気なく”DIOR“シグネチャーも。
クラシックなルックスながらアルミニウム製の”CD”ミニバックル付きフラップ、ゆとりのあるメインコンパートメント、両サイドのマグネットフラップポケットなど、機能的にデザインされているのがディオールのバッグの魅力。背面はメッシュパネル、ストラップもパッド入りのメッシュ素材で背負い心地も快適に。縦43×横43×マチ18cm。
05. “DIOR SAHARA” CHUKKA BOOTS
フェルト刺繍アッパーの上がるチャッカブーツ
“DIOR SAHARA (ディオール サハラ)”はモカシンとデザートブーツにフォーカスして、新たなフォルムに生まれ変わらせた新型シューズ。「ディオール オブリーク」のフェルト刺繍がアッパーに表情を添える。アウトソールはクレープソールにインスパイアされたレザーとラバーのコンビネーションソール。底面には「カナージュ」モチーフの刻印を施した。
シューレースもモヘアニット素材にするなど、ディテールにまでこだわりが。この一足でコーディネートがモードに変わる、そんなパワーを秘めたチャッカブーツだ。
クリスチャン ディオール
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