2023年冬はダニエル・リーが手がけるバーバリーの初コレクション。SLG(スモールレザーグッズ)をはじめ、バッグ類も新デザインが登場。トレンド感抜群のブーツにも注目したい。
01.Large Chess Pouch・Small Chess Pouch
Bを象った新作ポーチは2サイズの展開
バーバリーの頭文字「B」をフィーチャーしたグレイニーレザーのポーチは、ダニエル・リーらしいセンスを感じる新作だ。フロント右上には馬上の騎士のエンボスが。コレクションのキーカラーになったイエロー、グリーン、パープルの3色を、それぞれラージとスモールで展開する。
ラージポーチは内側にカードホルダーが2つ。スモールポーチは背面にカードホルダー2つとフリーポケットがひとつ配され、フラグメントケースのように使うことも。バッグやポケットから取り出せば、熱い視線を集めそう。[大]縦16×横23cm [小]縦10×横16cm。
02.Medium Chess Shoulder Bag
Bポーチ付きのショルダーバッグも
バッグのフォルムにBのモチーフを取り入れた、レザーショルダーバッグもラインナップ。底面がBのカーブを描くバッグには、ポケット替わりにBモチーフのポーチが付属する。バッグ本体同様のシボ感のあるレザーでブランドロゴも箔押しされているから、ポーチを出して使えばアクセントに。
シンプルな一室構造のバッグは、マグネットで開閉するオープントップスタイル。ショルダーストラップは調整ができて、ポーチも取り外しが可能だ。縦33×横30×マチ9cm。
03.Medium Knight Bag
ホースシェイプのクリップがアクセント
ベルトとバッグをつなぐゴールドのクリップがホースシェイプになっているレザーバッグ。ラグジュアリーなソフトレザーならではの、蓋をかぶせたようなフォルムも印象的だ。ファスナーオープンのトップの端には、ゴールドの大きなフープが付きゴージャスな雰囲気。
クリップをゴールドフープに付け替え、蓋を伸ばせばトートバッグに変わる2WAY仕様。OFFの場面では独特のフォルムを楽しみ、ONで使うときはトートバッグとして。ブラックレザーのバッグは、マルチに活躍してくれる。縦32×横37×マチ13cm。
04.Shearing Creeper High Shoes
配色がモダンなシアリングの2WAYシューズ
2023年冬のランウェイでは、ブルーのチェックコートとブラックレザーパンツのルックの足元を飾ったシアリングシューズ。モカシンスタイルのブーツのアッパーやライニングにファーをあしらい、フット部分を折り返せばカフ付きのチロリアンシューズのようにも履ける2WAY。
シューレ-スには馬上の騎士のラバータグがあしらわれ、そのまま付けてアクセントにしてもOKだ。アウトドアシューズのようなラバーソールも今季の特徴。
05.Leather Creeper Chelsea Boots
チェルシーブーツを厚底でハイブリッドに
こちらはランウェイでカーキコート×チェックパンツにコーディネートされたヴァイン(つる草色)のチェルシーブーツ。ここ数年、復権を果たしているチェルシーブーツを厚底で今年っぽいルックスに。アッパー両サイドのエラスティックバンド部分の面積が大きく、形状も独特だ。
アウトドア仕様のようなソールの裏面にはブルーでBURBERRYのロゴが組み込まれている。ちなみに商品名の「クリーパー」はテディボーイなどが愛用した厚底ラバーソールシューズの英国名。イギリスのカルチャーをさり気なく落とし込んでいる点もダニエル・リーらしい。
「バーバリー」に関するおすすめ記事はコレ!
Stylist:Eriko Asakura
Composition & Text:Hisami Kotakemori