01:“DIOR CHARM” MINI
再解釈された「ディオール チャーム」に注目
女子の間ではディオールのアイコンバッグとして有名な「レディ ディオール」。1995年にジャンフランコ・フェレがデザインし、ダイアナ妃が愛用したことから「レディ ディオール」と改名された。ナポレオン3世の椅子から着想を得た「カナージュ」モチーフのレザーハンドバッグに、「D.I.O.R.」の4つの文字を大小のメタリックチャームにして重ねているのが特徴だ。伝統と革新を融合したマスターピースとして、長年メゾンの象徴に。
今季キム・ジョーンズは、「レディ ディオール」のチャームを再解釈して新たなメンズのモチーフにした。新作のショルダーバッグはこれまでにない「カナージュ コスモ」レザーに、アンティークシルバートーンの真鍮で「ディオール チャーム」をあしらっている。バッグに施された緻密なレーザー細工のカットアウトは、アトリエの卓抜した技術の賜物。縦10.5×横18.5×マチ3.5cm。
02:“SADDLE TWIN”
“サドル”が2つ重なる2WAYバッグ
メゾンの定番スタイル「サドル」バッグを機能的にアップデート。「サドル」ツインバッグは、その名の通り、双子のように2つのサドルバッグを重ねたデザイン。本体はどんなスタイルにもマッチするブラックのグレインドカーフスキン製。取り外し可能なレザーのショルダーストラップを付けて、2WAYで楽しめるようにアレンジ。
「サドル」ツインバッグは収納性にも優れ、フラップを開けると中はオープンとジップのダブルコンパートメント。また背面にもスリップポケットを備える。独特のフォルムはコーディネートのアクセントとしても有効だ。縦24×横31×マチ8cm。
03:“SADDLE” SOFT
「カナージュ」ツイードのサドルバッグ
イヴ・サン=ローラン時代の1960年秋冬 コレクションにインスピレーションを得たツイードを多用した今季。伝統的なフランス製のジャカード織機を使用して、豊かな風合いの「カナージュ」モチーフのツイードを仕上げた。そのツイードを採用した新作「サドル」ソフトは、卓抜したサヴォワールフェール(伝統的な匠の技)が光るバッグだ。
フロントの「サドル」フラップポケットが象徴的。トップはジップクロージャーでタブレットや13インチノートPCを収納できる容量があり、取り外しできるレザーのショルダーストラップが付属する。実用的でありながら、コーディネートにクラシックなムードやエレンガンスを演出してくれる。縦29.5×横40×マチ14.5cm。
04:“DIOR BUFFALO” LOAFER
80年代のムーブメントに触発された厚底靴
「カナージュ」のグラフィックが落とし込まれたコットンツイードアッパーに、新アイコン「ディオール チャーム」があしらわれた新作ローファー。厚めのラバーアウトソールを配した独特のフォルムは、1980年代のロンドンで伝説のスタイリスト、レイ・ペトリが牽引した「バッファロー」ムーブメントにインスパイアされたデザイン。
ストリート寄りのボリューミーなフォルムを、クチュールの精神とヘリテージを融合させることでモードに昇華している。キム・ジョーンズの真骨頂ともいえるハイブリッドな一足で、春のコーディネートにインパクトを。
05:“B9S”
スケータースタイル“B9S”が限定生産で
ひと目でスケータースニーカーとわかるファットなシュータンがアイコニック。スプリング 2023メンズ カプセルコレクションで発表された“B9S(BE NICE)”は、LA発の気鋭ブランド「ERL(イーアールエル)」のイーライ・ラッセル・リネッツをゲストデザイナーに迎えてのコラボレーションで誕生したモデル。今シーズンは「カナージュ」ツイードや「ディオール チャーム」といった新アイコンで刷新された。
テクニカル ファブリックのサポートソックスによる快適な履き心地、「ディオール オブリーク」のグラデーションモチーフを刻印したラバーソールはそのまま。シルバーツイードのほか、ネイビー、コンビネーションタイプのバリエーションがある。ツイードモデルは世界888足限定 (シリアルナンバー入り)だ。
クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947