トラッドなスタイルをモダンな解釈でモードに変えるセリーヌ。その象徴でもあるトリオンフを多様にアレンジした小物から、凝った手法で仕上げたビーニーまで、どれも洗練されている。
01. CARD HOLDER
大胆な「トリオンフ」モチーフが主役
メゾンの創始者セリーヌ・ヴィピアナは、1970年代に凱旋門を囲む鎖の輪を見て、2つの「C」がお互いに背を向けたような形をしていることに着目して紋章をデザイン。2018年に2つの「C」の留め具が付いたバッグを、セリーヌ・ヴィピアナへのオマージュとして「トリオンフ(凱旋)」と名付けた。以後、多様なアイテムに展開されセリーヌの象徴に。
グレインドレザーにメタルトリオンフが印象的なカードケースは、両サイドのカードスロットのほか、センターにレシートなどが入れられる深めのポケットも備える。縦8×横11cm カードスロット6箇所、フリーポケット1箇所。
02. BI-FOLD WALLET
ニュートラルなグレーがさり気なさを演出
トリオンフの型押しを加えたグレーのカーフスキンの二つ折り財布は、シックな印象がうれしい。フロントには小さなCELINEの箔押しが入るが、こちらもあくまでも控えめだ。
開くと右にコイン入れ、左にカードスロットというベーシックな二つ折り財布。紙幣入れは仕切りがあり、コイン入れはドットボダン留め。縦10×横11cm コイン入れ1箇所、札入れ2箇所、カードスロット4箇所、フリーポケット2箇所。
03. BEANIE
ロゴが目立たない大人っぽくかぶれるビーニー
やわらかくてあたたかなウール素材のビーニー。リブ編みのクラシックなスタイルで、センターにCELINEのロゴが刺繍であしらわれている。本体と同色のネイビーの刺繍を、白い毛糸でトリミングしてアップリケのような見え方に。
ロゴがあまり目立たず品よく仕上がっているのが好印象。デニムのセットアップに合せればクリーンなムードが添えられ、レトロ系のコーディネートにはスッとなじむ。テック系とも相性がよく、一点持っていると着こなしが格上げできる。
04. SMALL BUCKET
スモールサイズが使いやすいバケットバッグ
シンプルな一室構造のバケットはセリーヌを象徴するバッグ。丸みのあるフォルムが特徴で、使用する素材によって表情を変える。このスモールバケットには、微光沢のあるしなやかなスムースカーフスキンの裏地にもカーフスキンを用いたキュイルトリオンフを採用。デイリーに使いやすく、エフォートレスなルックスを演出してくれる。
レザーの美しさを引き立てるため、金具などは使用せず口もレザー紐で留める仕様。ボディになじむ大胆なトリオンフは高周波技術によるもの。伝統と革新を融合するセリーヌらしいテクニックだ。縦26×横26×マチ11cm。
05. BUCKET
スエードカーフスキンの魅力的なバケット
トリオンフロゴをレーザープリントした革新的なスエードカーフスキンのバケット。ハバナというゴールド系のカラーは、エレガントでもあり、ボヘミアンな空気感も纏う多様性が魅力。
レザーがしなやかだから、クロスボディにしたときも身体になじみ、アクセサリーのような感覚で持つことができる。クワイエットすぎないラグジュアリー感にも心が動く。縦33×横30×マチ11cm。
セリーヌ ジャパン
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