パックT選びのジレンマは、一度に複数枚買うことになるのに試着が難しいところ。そんな悩みに応えるべく、プロたちが着てみて気づいたポイントを細かく紹介。定番から新鋭まで21ブランドのTシャツを調査した!
ウール素材を使った機能派インナー
無印良品 1PACK / ¥1,810
やわらかくて優しい着心地は、肌着としてぴったり。袖が短く、身頃もタイトなので、レイヤードしたときに見えにくい。(TEAM UOMO 鈴木大輔)
ウール独特の高級感のある触り心地。ただ、ネックがゆるすぎて鎖骨まで見え、下着っぽさが強調されるのが残念。(BEAMS プレス 安武俊宏)
中林龍平/UOMO編集部
夏にウール?と思ったが、予想以上に涼しくて気持ちがよかった。機能性も高いので、一枚ストックしておきたい。タンクトップのような位置づけで、Tシャツの重ね着にもってこい。
計測値について
今回用意したTシャツはすべてLサイズ(相当)で、写真は洗濯&乾燥後のもの。着丈・袖丈・身幅・首元の寸法を掲載するにあたって、洗濯前の新品状態と洗濯&乾燥を2回行った後の数値を測った。()内が新品状態の計測値となる。参加者は洗濯&乾燥後の商品を試着。着心地、生地の厚さ、シルエット、耐久性、ネックの詰まりの5段階評価については、編集部で相対的に判定している。
乾燥には、コインランドリーのガス乾燥機を使用した。乾燥によるダメージ、縮み等をもとに耐久性を評価。基本的に身幅や袖丈の縮みが気になるものは少なかったが、着丈に関しては約2~4㎝ほど縮み、最大で10㎝短くなったTシャツもあった。
Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:Shota Iigaki
Text:Takako Nagai
Stylist:Shota Iigaki
Text:Takako Nagai