パックT選びのジレンマは、一度に複数枚買うことになるのに試着が難しいところ。そんな悩みに応えるべく、プロたちが着てみて気づいたポイントを細かく紹介。定番から新鋭まで21ブランドのTシャツを調査した!
オリジナルのよさを生かした絶妙なアレンジが人気
Hanes × BEAUTY&YOUTH 3PACK / ¥5,000(1枚あたり¥1,667)
ヘインズならではの着心地のよさはキープ。ゆったりとしたシルエットにアップデートされている。生地は薄手で、首のリブは太め。(TEAM UOMO 仲田 祥)
小澤匡行/エディター
’90年代に親しんだ、アメリカのパックTの雰囲気はそのままに、細部のアレンジに気がきいている。丈感が短くなったのもタックインしない派の自分にはありがたい。
水澗 航/STUDIO FABWORK 主宰
赤パックと比べてボックスシルエットになっているので、下着感が払拭されている。
計測値について
今回用意したTシャツはすべてLサイズ(相当)で、写真は洗濯&乾燥後のもの。着丈・袖丈・身幅・首元の寸法を掲載するにあたって、洗濯前の新品状態と洗濯&乾燥を2回行った後の数値を測った。()内が新品状態の計測値となる。参加者は洗濯&乾燥後の商品を試着。着心地、生地の厚さ、シルエット、耐久性、ネックの詰まりの5段階評価については、編集部で相対的に判定している。
乾燥には、コインランドリーのガス乾燥機を使用した。乾燥によるダメージ、縮み等をもとに耐久性を評価。基本的に身幅や袖丈の縮みが気になるものは少なかったが、着丈に関しては約2~4㎝ほど縮み、最大で10㎝短くなったTシャツもあった。
Photos:Mitsuo Kijima
Stylist:Shota Iigaki
Text:Takako Nagai
Stylist:Shota Iigaki
Text:Takako Nagai