たかが白T、されど白T。男のワードローブ に欠かせないこのアイテム、おしゃれな大人こそ、カタチ、素材や着心地、サイズ感に至るまでこだわって選んでいる。いよいよ白Tシャツが主役になる季節に向けて、達人たちが今年の相棒に選んだものとは?
フォース ア ベターのベーシックコーデュラTシャツ
高畑 誠さん(A_UNN PRプレスチーフ)
フォース ア ベターは昨年、世界初のコーデュラTシャツをリリースして話題になったTシャツブランド。コットンに耐久性抜群&軽量なコーデュラナイロンを40%混紡しています。サラリとした肌ざわりで、何度洗ってもヘタらず、サラッとした生地感もうれしいポイント。自分好みのボックスシルエットということもあって、今年もスタメン入りしています。
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白を着るときはモノトーンで統一することが多いのですが、きょうはエドウイン503インディゴブルージーンズとのコーディネート。洗いざらした白T&ジーンズ=永遠の定番スタイルに90年代を代表するスケートシューズ、エトニーズSAL23を合わせることで、自分らしいストリートのアレンジを加えています。
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メゾン スペシャルのノリタケスムースプライムオーバーTシャツ
沖殿祐貴さん(メゾン スペシャル ショッププレス)
愛知県の老舗ジャージーメーカー、NORITAKE(ノリタケ)のコットンスムース生地を使ったドロップショルダーのTシャツです。アメリカのスーピマコットンを使用しているので、シャツ地のようなハリコシがあり高級感のあるルックス。白Tは一枚で着てもサマになる、ツヤ感やトロミのあるきれいに見えるものを選んでいます。
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白Tはタックインしたり、スラックスや革靴に合わせてカジュアルになりすぎないように意識しています。オーバーサイズのシルエットですが、きょうもニートのスラックスにタックイン。足元はパラブーツのシャンボード。ホワイト×カーキのベーシックなコーディネートをカムズアンドゴーズのストローハットや、バディオプティカルのサングラスで初夏っぽく仕上げました。
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アーシャムスタジオ フォー レディメイドの3パックTシャツ
清宮雄樹さん(デイトナ・インターナショナル PR/マーケティングディレクター)
白いTシャツはシンプルなものだからこそ本当に気に入ったものだけを着ています。これは昨年秋、渋谷パルコにオープンしたスタジオ 2Gで限定販売された3枚セットのパックTシャツ。N.Y.を拠点に活動する現代アーティスト、ダニエル・アーシャムらしいエローデッドジャンネットチェアのイラストは、3枚すべてが異なるデザイン。その日の気分に合わせて選んでいます。ヘビーウェイトだから一枚でも存在感があり、気に入っています。
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梅雨時期は白Tにナイロンアウターのコーディネートが多くなります。柄ものやきれいな色のアイテムを合わせてモードなニュアンスを添えるのが自分流。きょうはドリスヴァンノッテンのレオパード柄ナイロンコート。リラックス感のあるリーバイス®ワイドジーンズの足もとはスニーカーではなく、ロエベのレザーエスパドリーユでシックにまとめました。
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Text:Hisami Kotakemori