ファッションのプロが自身のスタイルに欠かせない5つのマイ定番を、毎日1つずつ紹介する企画「MY BEST 5」。第6回はムロフィス ディレクターの中室太輔さん。
「当時住んでいたベルギーの学校が空前のスウォッチブームで、父の“出張土産”にせがんで買ってもらうのが定番に。その後ブームが落ち着いても僕の中のスウォッチ熱はおさまらず、今に至ります」。小学校2年生から集めているスウォッチは現在50本ほど。中室さんが選ぶ5本のマイベストは?
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Swatch SESTERCE (1997)
「アメリカの25セント硬貨をプリントしたベルトには“in god we trust”ならぬ、“in time we trust”。ループには“Time=Money”と書かれていたり、シャレの利いたデザインがいい。僕、年齢を重ねるほどスウォッチをつける頻度も上がると思うんです。高級時計も上品でいいけれど、どこかにかわいげが欲しいというか。おじいさんがスーツにスウォッチつけていたら洒落てません?」
中室太輔さん
ムロフィス ディレクター。スウォッチから最初に登場したプラスチック素材の王道モデルGENTシリーズがお気に入り。ケース径34mmほどの“小ぶり時計フェチ”でもある。