コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。本誌の「宅トレ」企画にも登場したレボリューションPRの田中 望さんは、マスクコードが新定番。
【MY STANDARD 100 #04】 ヨシオクボのマスクコード 田中 望さん(レボリューションPR/37歳)
マスクコード¥1,800・マスク¥2,000 ※セットプライス¥3,500/ヨシオクボ
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マスク収納の悩みを解決した 新しい生活の必需品
コロナ禍のなか、価値観よりも生活スタイルに変化がありました。今までは通勤も含めて移動手段は電車で、主要ターミナル駅もよく利用していました。今は密集を避けるため、また日常の運動にもなるという両面から自転車での移動を増やしました。電動キックボードも併用して、結果的に電車に乗る機会が減少。梅雨や真夏を乗り越えたことが自信につながり、今後も続きそうです。
洋服に関しては感染予防という観点からも、今までより洗濯回数が増えました。もともと自宅では着替える習慣があって、洗濯も嫌いではありませんでしたが、よりマメになった感じです。洋服を選ぶときも、洗濯しやすいか、ケアしやすいか、という基準が重要に。一般的に洗濯表示は厳しめに記載されていることが多いので、自分なりのケア術を楽しみながら模索中です。
今や生活必需品になったマスク。自転車での移動時や食事の際など使用しない時の収納に苦労してところ、ヨシオクボからマスクコードが発売され、手放せないアイテムとなりました。材料の調達が自由にできない自粛期間中にデザイナーがひらめいたアイテムゆえ、洋服の副資材を組み合わせたものですが、シンプルで使いやすく、どんなマスクにも応用できるところも素晴らしい。現在ではブランドでもニュースタンダードアイテムになっています。
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マスクもヨシオクボのもので通気性とスチレッチ性に優れたジャージー素材。洗って繰り返し使えます。マスクコードは眼鏡コードのような感じで、着用時も外すときもずっとつけています。通勤時はヨシオクボのジャケットとアークエアのカーゴパンツにアシックス スケードボーディングのスニーカー、黒メインの自転車でも動きやすいコーディネートで、黒いマスクがなじむように意識しています。
そのまま垂らしておくこともできますが、このように折りたたんでかけることもできるので衛生的です。
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スピンドルでコードの長さは調整可能。いろんな意味で気が利いています。
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ヨシオクボ TEL:03-3794-4037
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori