コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。WITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。アートディレクターの藤村雅史さんは、服装は変わらずながら今までよりもパタゴニア製品の出番が増えたそうだ。
【MY STANDARD 100 #100】 藤村雅史さん(アートディレクター/58歳) パタゴニアのフーディニ・ジャケット
フーディニ・ジャケット各¥13,500/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)
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軽量&パッカブルで1年中使える サステナブルなナイロンジャケット
時間の感覚が変わりました。なんかゆっくりになった。朝、昼、夕、夜…なんでもないときが新鮮に感じられたり。コロナ禍以前が忙しすぎたからでしょうか。在宅ワークが増え、スタッフとの連絡がメール中心になりましたが、会えない分、プライベートなことをメールで送ったりして。意外とそのおかげでいつもよりコミュニケーションがとれているかなと思います。
家にいる時間が増えて時間に少し余裕ができたので、コーヒーマシンを買ってバリスタ修行も始めました。毎日飲むのものだから、こだわりたいなと思って。おいしいコーヒーとラテを入れられるようにいろいろ研究して、試行錯誤しています。
服装はあまりあまり変わらないかもしれません。いつもベースはカジュアルだから。でもパタゴニアの服やバッグを今までよりも使うようになったかな。あとはエコバッグ。出かけるときはエコバッグひとつで、なんてこともあります。
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パタゴニアの服の中でも出番が増えたのがフーディニ・ジャケット。近所に買い物に行くときも防風性があるからパッと羽織って出られます。マルニのタートルとスラックス、フェラガモのビットローファーに合わせれて、文化系アウトドアなイメージ。エコバッグはL.A.のオープン エディションを愛用しています。
胸ポケットに収納できるパッカブル仕様で軽いから、釣りでもゴルフでも街中でも、どこでも持っていけます。ウィンドプロテクト機能があってアウターとしてはもちろん、冬場はインナーに着てもいいし、夏は冷房が強いときのカーディガンがわりにもなって1年中使えます。釣りなどのときは首まで覆ってくれるので日焼け防止にも。
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ブラックのほか、ブルーとグレーと3色持っています。素材はリサイクル・ナイロン100%、フェアトレード認証の縫製を採用するなど、パタゴニアはアウトドアブランドの中でもサステナブルへの取り組みが進んでいます。パタゴニアで働く娘からの受け売りですが、大事なことですよね。
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大人の街の機能服「文化系アウトドアウェア」
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス https://www.patagonia.jp/contact/
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori