コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。WITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。キャプテン サンシャインの郡 佑一郎さんは、高額でも長く着られるという視点から愛用のコートをレザー素材に。
【MY STANDARD 100 #87】 郡 佑一郎さん(キャプテン サンシャイン セールスマネージャー/35歳) キャプテン サンシャインのシープスキントラベラーコート
シープスキントラベラーコート¥220,000/キャプテン サンシャイン
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MY定番のトラベラーコートを 経年変化も楽しめるレザー素材で新調
電話をかけるようになりました。LINEで事足りることが多いですが、人と会う機会が減った分、どうでもいいことでも電話をして最近の近況報告なんかを話したり。あとは皆さんと同様に、買い物の仕方が変わったかなと思います。今までは気になったモノを迷わず買って自分なりに試してみるという感じでしたが、WITHコロナでは本当に必要なモノか、長く使えるモノかというのを一度冷静に考えるようになりました。
ただ、無駄だと思ったモノも時間が経って必要なモノに変わったり、買っておいてよかったと思うこともあるので、そういう素直な気持ちや直感は変わらずに大事にしたいなと思っています。
人と会う機会が減って日々の服装が楽な方に流れてしまいがちなので、外に出るときは革靴を履くことが増えました。今までは基本スニーカーだったんですが…。無駄な外出などをしなくなった分、外出するときはしっかりしないと、という意識があるのかもしれません。
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毎年冬のアウターはウールのトラベラーコートが定番でした。コロナ禍をきっかけにレザー素材のものを新調しました。レザーは経年変化を楽しみながら長く着用できるので、自分の新定番に。値段はそれなりにするから今までなら買わなかったと思いますが、長く付き合うモノに投資するのは、コロナの影響もあるかなと思います。
ブランド定番のトラベラーズコートは、インナーに何でも着込めるような広めの身幅にきれいなAラインが特徴です。ぱっと見はシンプルですが、着てみるとポケットなどもとても気が利いています。この冬のレザータイプは例年より着丈が少し短くなっていて、シープレザー特有のやわらかい雰囲気にブランドらしい無骨さもうまく残しています。
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ジーンズのようなカジュアルもレザーだと雰囲気が出せるし、あとは着てみてわかったのはとても温かいこと。機能素材ではないのですが、シープスキンは軽くてやわらかくて、襟を立ててチンストラップをすればマフラーいらずです。
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おしゃれなMY STANDARDなコート
キャプテン サンシャイン TEL:03-6277-2193
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori