コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。WITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。デイトナ・インターナショナル池田拓実さんは、モノを買うときに値段に見合った価値を吟味するようになった。
【MY STANDARD 100 #82】 池田拓実さん(デイトナ・インターナショナルPRマネージャー/38歳) フリークス ストアのM-65 モッズコート
M-65 モッズコート¥13,630/フリークス ストア(フリークス ストア渋谷)
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安くても価格に見合った以上の 価値と機能を備えたモッズパーカ
世の中が激変したので “自分のキャリアがこのあとどうあるべきか?”というようなことを漠然とではありますが、考えることが増えました。そのせいもあってか、新しいコトへのチャレンジや新しい人に会うことに対しても意欲が上がってきたように感じています。同時に自分がいるアパレル業界以外の情報もしっかり見るようになってきました。
それからモノを買うときに値段の高い、安いに関係なくその値段に見合った価値があるかを考えるようになりました。高いモノは長期間に渡って愛用できるなら購入するし、安いモノでも安かろう悪かろうという偏見にとらわれず、今の自分が求めているクオリティであれば買うようになりました。
洋服に関してはここ最近、長く着られるものが気になっています。そんな中、常にメンズファッションのシーンで廃れないM-65モッズパーカが欲しくなり。古着などでカッコよく着ている人を思い出して探しましたが、コロナ禍もあり思うように探すことができないでいたら…。フリークス ストアから迷わず買える1万円台でリリースされていたので買ってしまいました。
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ビッグシルエットにアレンジされていてフードがないので、キャンバーの厚手のスウェットパーカをレイヤードするのも簡単。古着の太パンツをはいていますが、カジュアルに見えすぎないようにコーディネートの色数をしぼったり、フーディとニューバランスのスニーカーの色を合わせたりしてすっきりクリーンに見えるようにしました。
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古着をモチーフにしたこだわりの部分もありつつ、ライナーにポーラテックを使用するなど新しい機能を盛り込んでいるので、今の気分にピッタリです。見た目よりかなり温かいから、中はフーディでOK。冬場、子どもと公園で遊ぶときにも最適です。
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おしゃれな大人のミリタリーコーデ
フリークス ストア渋谷 TEL:03-6415-7728
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori