コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。WITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。エディターの力石恒元さんは新時代で着こなしが変わりつつも、ファッションを楽しむためにシンプルなアクセサリーを活用。
【MY STANDARD 100 #81】 力石恒元さん(エディター/39歳) トムウッドのボールチェーンネックレス
ボールチェーンネックレス¥27,500/トムウッド(ステディ スタディ)
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「着飾りたい」気分を叶えてくれる さりげないミニマルネックレス
変わったのは自分がより心地いいと思える装いをするようになったこと。サイズを大きくしたり、やわらかい素材を選んだりすることもそうですが、着てから脱ぐまでの間、ストレスが少ないことをいちばん重視しているかもしれません。
部屋で過ごす時間が増えたせいか、今まで外出の際にしていたような重ね着が減ってきたと思います。そんな状況でも、着飾ってファッションを楽しみたいという気分はあるので、さりげないアクセサリーをするようになりました。
そんなわけで、トムウッドのボールチェーンを買いました。洋服のタグについているような、ごくごく普通のチェーンですが、その気張らず抜けのある感じが気に入りました。ネックからちらりと細いシルバーが見えるだけで、顔まわりに重ね着のような奥行きが生まれる気がしています。
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ユニクロ ユーのスウェットとウェルダーのボーダーカットソーを重ね着した襟元に合わせました。コートはオールモストブラック、パンツは古着です。黒でシンプルにまとめて、大人っぽくかつクリーンな印象のスタイリングを心がけています。コートは少し大きめのシルエットにしてリラックス感と今っぽさを出しつつ、インナー、パンツはゆるすぎないサイズを選んですっきり上品に仕上げました。
このように落ち着いた色とシルエットでまとめるときの味付けとして、ミニマルなトムウッドのボールチェーンのネックレスをつけて気分を上げています。
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アウターを脱ぐようなシチュエーションが想定されるときは、ル グラムのブレスレットをセットで。プレーンな装いにちょっとしたアクセントをつけられるところが気に入っています。
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ステディ スタディ TEL:03-5469-7110
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori