コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。スタイリストの片貝 俊さんは、ずっとあるもの、デザインの変わらないものが変わらず気になる。
【MY STANDARD 100 #80】 片貝俊さん(スタイリスト/38歳) チャコリ×ドーバーストリートマーケットのフレームミニトート
フレームミニトート¥14,000/チャコリ×ドーバーストリートマーケット(ドーバー ストリート マーケット ギンザ)
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仕切りがあって自立してサイズ感も ちょうどいい定番トートのミニサイズ
再びの緊急事態宣言発動中ですが、価値観や考え方はそんなにそんなに変わらないですね。そんなに変えないように意識しております。ルールを守りつつですが、なるべく今まで通り生活するようにしております。
もともと定番ぽいもの、ずっとあるもの、デザインが変わらないものが好きなのですが、ここにきて目新しいもの、今っぽいもの、をあまり買わなくなった気がします。年齢のせいもあると思いますが…。いつまでも使えるものがやっぱり気になります。
新たにMY STANDARDになるものは、やはり実績商品といいますか、定番となっているものが多いです。最近ではこのチャコリ×ドーバーストリートマーケットのトートバッグ。サイズがちょうどよすぎて気に入っています。近所の買い物にも仕事もこれです。
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それから、最近はモンベル社の洋服をけっこう買っています。機能的、安い、しかもかゆいところに手が届く。今着ているダウンシャツもモンベルのものです。ダウンベストですと袖が寒いですが、半袖まであるのでとても暖かいです。下に着たフリースもモンベルです。ボトムはもうずっとはいているサウスツーウエストエイトのトラックパンツと同じくヴァンズのオーセンティック。
チャコリは仕切りがついた自立するフレームトートでおなじみですが、僕が買ったのはドーバーストリートマーケットの別注で今までにないミニサイズ。これが非常に使いやすい。近年バッグは、持ち物のコンパクト化で小型のものを持ち歩く機会が増えたと思います。
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このサイズは携帯、ハンカチ、充電器、コード、車の鍵、メモ帳など必要なものがぴったり入ります。仕切りがあるのでモノが整然と入れられて、とても見やすい。買ってから毎日使っています。あまりに使いやすいので、もう何型か買っておこうかなと悩んでおります。
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文化系男子のための「大人のトート」
ドーバー ストリート マーケット ギンザ TEL:03-6228-5080
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori