コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。ビームスの中田慎介さんは仕事やライフスタイルの変化で自然の中に身をおく時間が増え、ゴアテックスシューズがMY STANDARDアイテムに。
【MY STANDARD 100 #73】 中田慎介さん(ビームス統括ディレクター/43歳) クラークス×ビームスのゴアテックスデザートロック
ゴアテックスデザートロック¥29,000/クラークス × ビームス(ビームス 原宿)
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ゴアテックス仕様の全天候型シューズなら どんなときもオシャレなパパでいられる
洋服に対する考え方がより幅広くなったかなぁと感じます。今までは「好きな服装」優先でしたが、シチュエーションやTPOに合わせてスタイルを考えるようになったと思います。当日のスケジュールに臨機応変に対応できるようになり、自分のトレードマークでもある”重ね着”を活用しています。新しい発見もいろいろあって、ファッションへの愛は変わらず、増すばかりです。
オフィスでも自宅でも時間を見つけては外に出て、意識的に自然にふれるようにしています。ストレス発散を兼ねて散歩したり、在宅ワークの際も子どもといっしょに外の空気を吸いに出てリフレッシュしています。外出先でスマホを使ってのリモート打ち合わせなどが多くなり、腕時計を欠かさずつけるようになったのもちょっとした変化。毎日のコーディネートに合わせて時計を選ぶのもまた楽しいですよね。
以前は終日オフィスにいることも多かったのですが、今は屋内と屋外の行き来が増えました。結果、全天候型のシューズが必需品に。散歩などで外に出るときにもオシャレなパパでいたいという気持ちもあり、雨の日や野山の軽いハイキングにもよいゴアテックスデザートロックが今一番のお気に入り。
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ダイワ ピア39のカジュアルセットアップにスタジオ ニコルソンのダウンベストとビームスのニットを重ね着して、足もとにデザートロックを合わせればちょっとしたお出かけにもぴったりのクリーンなスタイルが完成します。
デザートブーツにコマンドソールを搭載したデザートロックは1990年代につくられたクラークスの隠れた名品。ビームスでは当時の雰囲気をそのままに復刻別注し、今シーズンはゴアテックス仕様でアップデートしました。通常のシューレースとゴムのシューレースがついていますが、僕は脱ぎはきがラクなゴムを愛用中。
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WITHコロナはカジュアルセットアップが最強だと思います。ダイワ ピア 39のポリエステルコーデュロイのセットアップは在宅でのリモート商談でも好印象。洗濯してもすぐ乾くし、内側にはポケットがたくさんあるので、ちょっとした外出なら手ぶらでOK。スタンダード サプライのエコバッグになる巾着に除菌ジェルなどを入れてアクセサリー代わりにしています。
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クリーンな「大人の」スニーカー」
ビームス 原宿 TEL:03-3470-3947
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori