コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。WITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。UOMO編集部の池田 誠は、時間があいたらいつでも気持ちよく歩けるようにシャカパン&スニーカーのコーディネートが増えた。
【MY STANDARD 100 #68】 池田 誠(UOMO副編集長/43歳) ウィークエンドのナイロントラックパンツ
ナイロントラックパンツ¥12,000/ウィークエンド(アンシングス)
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軽快に歩けて洗濯も手軽な シャカパンがスタメンに
価値観や考え方に特に大きな変化はありませんが、以前より健康には気をつけるようになりました。なるべくカラダを動かすようにしています。時間に余裕があるときは通勤や取材の際に徒歩移動を増やし、週末は2~3時間にわたって、ひたすら散歩したりしています。
服装はもともとカジュアルよりでしたが、アイテムを選ぶときに洗濯ができるかどうかは考慮するようになりました。それから、いつでも歩けるように足もとはスニーカーです。革靴はまったく履いていません。
いわゆるシャカパンは長時間歩くときに最適のパンツです。洗ってもすぐに乾くし、必要であれば除菌シートなどでサッと生地表面を拭くこともできます。以前から好きでしたが、WITHコロナで出番が増えました。最近のお気に入りはこのウィークエンド。
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グラフペーパーのボアジャケットにユニクロのタートルネックニット、足もとはニューバランス2002とコーディネートそのものはスポーティですが、マスクも含めて全身を黒&ダークグレーでまとめて年相応なルックスに。大人っぽくというのもありますが、今年の冬はいつにも増して黒を着たい気分です。…何となく心を落ち着かせたいのかもしれません。
ユニクロの黒のタートルネックニットはシャカパンを大人っぽく見せてくれるので、よく合わせています。クライアントとの打ち合わせのときなどはさすがに着ませんが、合わせるトップスとアウター次第でだいたいどこへでも行ける。それぐらい万能です。
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パンツにロゴを入れられるのはシャカパンならでは。ワードローブは無地が多いので、いい感じのアクセントになってくれます。真冬はさすがに寒い、というか生地が冷たいのでパタゴニアやアイスブレーカーのメリノウールのレギンスをはいてスタメンにしています。
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おしゃれな大人のパンツ試着レビュー
アンシングス TEL:03-6447-0135
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori