コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。アーバンリサーチの三浦良介さんは、日々のファッションを自分自身がどう楽しむか、意識するようになった。
【MY STANDARD 100 #66】 フリーマンズ スポーティング クラブのカシミヤクルーネックニット 三浦良介さん(アーバンリサーチ マーケィング マネージャー/37歳)
カシミヤクルーネックニット¥29,000/フリーマンズ スポーティング クラブ(フリーマンズ スポーティング クラブ ギンザ シックス)
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長く愛用できて納得のいく 適正価格の日本製カシミヤニット
在宅勤務も増えてきたので「家でいかに快適に過ごすか?」考えるようになったことは、ひとつの変化だと思います。外に行く機会が以前よりも減って「きょうのファッションを自分自身でどう楽しむか?」意識するようになったのも変わった点でしょうか。
もともと長く愛用できるか考えて洋服を選んでいましたが、納得のいくモノを買う傾向は強まったと思います。そして通勤や外出の際は常にリュックサックです。WITHコロナだけでなく、手首が腱鞘炎気味になってしまい…。現在は社内のSDGsのチームにも所属しており、ペットボトルを買わず、コーヒーもコンビニで買わず、マイペットボトルを持ち歩く習慣が身に付きました。家からコーヒーなどを持って出勤します。
この秋冬MY STANDARDアイテムに加わったのは、フリーマンズ スポーティング クラブが日本の老舗ニットメーカー、gim(ジム)に生産を依頼したカシミヤ100%のクルーネックニット。リブの太さやサイズ感などが適度にゆったりしていて、カシミヤならではの着心地の良さ。また日本製のつくりの丁寧さも購入した理由です。
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パタゴニアのフリースにアダムキメルのパンツ、足もとにはコンバースUSAのオールスター。日没が早い冬場は気分も暗くなりがちなので、気分を明るくキープするためにも色を多めに使います。色数が多いとカジュアルな印象になってしまうので、ウールのスラックスや襟元にクロムハーツのシルバーネックレスを合わせたりしてバランスを取ります。
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gimは1965年に創業した日本のニット専業メーカー。クオリティの高い製品を適正価格で市場に送り出す姿勢は業界でも高く評価されています。ふんわり、ぬくぬく、着ていて本当に気持ちいい。この価格なので、グレーとネイビー、2色買いしてヘビロテしています。
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おしゃれな大人の「MY STANDARD」カシミヤ
フリーマンズ スポーティング クラブ ギンザ シックス TEL: 050-2017-9037
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori