コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。エディターの行方 淳さんは自分の時間を積極的につくるようになったことで、買い物への意識が高まった。
【MY STANDARD 100 #43】 パドモア & バーンズのワラビーブーツ 行方 淳さん(エディター/42歳)
ワラビーブーツ¥31,800/パドモア & バーンズ(グーニー PR)
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自分にとってプライオリティが高い靴を 徹底的に探して選んだワラビーブーツ
コロナ禍以前は漫然と過ごしていた気がします。WITHコロナではそんな生活を見直し、自分らしいライフスタイルをイメージして実践するように。服を吟味して買ったり、自分流に着こなしたり、ファッションも今まで以上に楽しくなりました。
生活の仕方が変わり、自分の時間を積極的につくるようになったことで、きちんと価値あるものを買うという意識が高まったからかもしれません。そして自分にとって価値あるアイテムとは何かを考えたとき、足もと=フットウエアはプライオリティが高く、自分に合う靴を徹底して探すようになりました。
いろいろ試着をする中で、しっくりきたのがパドモア & バーンズのワラビーブーツ。自分の足の形にもフィットして、クラークスに比べて大人っぽいところが気に入りました。この手のスエードシューズには学生のイメージがあって、今まで手を出さなかったのですが、これなら自分もはけると。佇まいもきれいだしスラックスにも、カジュアルなワイドパンツにも合う。
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パドモア & バーンズはトラッドなテイストに合う気がしたので、グラフペーパーのストライプボタンダウンシャツにリーバイスのジーンズで。とはいえ、コテコテにするのも趣味じゃないので、アウターはルメールのコートでちょっとモダンなムードを添えました。
天然ゴムのクレープソールで、スニーカーライクなはき心地。コム デ ギャルソンやシュプリームがコラボしていることでも、最近脚光を浴びています。
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パドモア&バーンズはアイルランドのシューファクトリーで、1934年に創業。1967年に作ったフルモカシンシューズがクラークスの目に留まり、“ワラビー”としてリリースされたのは有名な話。こっちが元祖なんですよね。
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カジュアルに履ける、大人のブーツ!
グーニー PR TEL:03-6441-2142
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori