コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。スタジオファブワークの水澗 航さんは、自分の気分が上がるものを意識して取り入れている。
【MY STANDARD 100 #31】 アシックスランウォークのドレススポーティシューズ 水澗 航さん(スタジオファブワーク/エンケル 主宰/38歳)
ドレススポーティシューズ¥45,000/アシックスランウォーク(アシックスジャパン株式会社 お客様相談室)
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一見革靴ながらスニーカーの履き心地。 気分も上がるハイブリッドシューズ
平穏な日常がいかに幸せなことだったのかを改めて感じています。日々の暮らしに対する意識が変わり、個人の営みについて考えるいい機会になりました。モノを生み出し、消費することの意味も大きく深く変わっていくように思います。モノ、コトの本質やライフスタイル、社会についても、より深く考えるようになりました。
モノの見方も変わってきました。身に着けるものは心地良いと感じるもの優先。ただ何となく選ぶのではなく、その中に少し高揚感やシンパシーを感じるものを選ぶようになった気がします。WITHコロナでは、お気に入りのもの、大切に使ってきたもの、素材感やフォルムなど自分の気分が上がるものを、何かしら取り入れています。
革靴のルックスにスニーカーのテクノロジーを融合したドレススポーティシューズは、新しいMY STANDARDアイテム。コーディネート的に革靴を合わせたいときに、今までは走ったり、自転車に乗るのが大変でしたが、それが一気に解消されました! ヨークのジャケットにニューレーベルのシャツ、08サーカスのスラックスを合わせたドレッシーなコーディネートにもこの通り、しっくり合ってしかもノーストレス。
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オーバーサイズ気味のジャケットコートはストレッチウールフランネル、スラックスはウールカシミヤと上質な天然素材ですが、シャツはスポーティな合繊素材。シューズのハイブリッド感とリンクさせたスタイリングです。秋らしい色味で品を添えれば、仕事のやる気モードも上がります。
上質なキップレザーのアッパーで見た目はプレーントウ。だから僕の中の位置づけとしては革靴です。シンプルだから汎用性が高く、とにかくスマートに履けるのがうれしい。
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ミッドソールには衝撃緩衝素材のゲルが搭載され、クッション性の高いシュータン構造や通気性のある中敷など、スポーツメーカーの本気が凝縮されています。
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ビジネスでも使える、楽でおしゃれな靴が欲しい!
アシックスジャパン株式会社 お客様相談室 TEL:0120-068-806
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori