コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。ネペンテスの紺野大央さんは、ストレスのないコンフォータブルな洋服に目が行くように。
【MY STANDARD 100 #28】 紺野大央さん(ネペンテス PR/36歳) ニードルズの2Bジャケット
2Bジャケット¥32,000/ニードルズ(ネペンテス)
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クラシックなルックスでストレスのない ジャージー素材のジャケット
仕事やファッション観に大きな変化はなかったのですが、個人的な生活のスタイルは変わりました。外出することが減った分、本を読んだり、料理をしてみたりと、家時間が充実。住んでいる町やインテリアなど、自分の身近な環境についての興味も深まりました。
それから気分的に、ストレッチ素材などコンフォータブルな洋服に目が行くようになりました。今までは機能よりもデザイン優先で、クラシックなものを選んでいましたが、環境的にも、年齢的にも、自然とストレスが少ないものを選ぶようになったのかなぁと。
クラシックなルックスで着心地のよいものが、自分にとっての新しいスタンダードになってくるんだろうなと。そんな気分を反映しているのがこのジャージー素材のジャケット。ポリエステル100%のスポーティな素材ですが、クラシックなハウンドトゥース柄でラペルドジャケットのデザインだからオーセンティックに振ることもできます。伸縮性があってカーディガンのように気負わず羽織れるのも魅力。
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ワイドラペルでゆったりシルエットのジャケットが重く見ないように、ウエスト位置の高いニードルズのフレアパンツをチョイス。足もともニードルズのビットモカシンで、気持ちかっちりまとめました。ジャケット以外は黒でモダンなイメージに。
ワイドラペル+ハウンドトゥース柄という、非常にクラシックな雰囲気が気に入っています。ただラクなだけでなく、あくまで自分のファッション観にあったものというのが僕なりのこだわり。
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ゆったりとしたシルエットなので、カーディガンの上に着るなどハーフコート風のスタイリングも楽しめます。シワになりにくい素材だから、羽織りものとして持ち歩くのにも重宝しています。
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おしゃれな大人は「ニードルズ」が好き!
ネペンテス TEL:03-3400-7227
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori