コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。アヤメの行方弘太さんは、洋服の色選びに少し変化があったものの、愛用の眼鏡は以前と同じ。
【MY STANDARD 100 #21】 アヤメの眼鏡“MANRAY” 行方弘太さん(アヤメ ストア マネージャー/37歳)
眼鏡“MANRAY”¥40,000/アヤメ
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全身黒から抜け感のある服装に。 変わらないのは愛用の眼鏡
家にいる時間が増えたので、インテリアにも気を遣うようになりました。人と会う機会は減っていますが、人とのつながりの大切さは、より強く感じるように。ステイホーム期間に、友人や顧客の方が当時不足していたマスクを送ってくださったり、励ましのメールやお電話をくれたことがあり、とても励まされました。コロナ禍だからこそ、気づけたこともあると思います。
ファッションに関しては、長く使えるものを選ぶという自分の軸は変わっていません。ただWITHコロナでマスク着用が日常的になりました。顔周りや全身が重苦しく見えてしまうため、全身黒のような服選びはしなくなりました。コーディネートの中に、軽い色を入れるようになったのが変化でしょうか。
アヤメの眼鏡は変わらない僕の定番です。どれも流行に左右されない、長く使える普遍的なデザイン。中でも“MANRAY”はシルバーのフレームが軽快で、最近の抜け感のある服装とも相性がよくて出番が増えています。
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RRLのグレーシャツにフィルソンの黒ベスト、トップスがダークトーンのときはリーバイスのベージュパンツ。ブレスレットなどのアクセサリーも毎日欠かさないのですが、メガネと同じシルバーを選んで、まとまりが出るように。ラフになりすぎない、品のあるカジュアルをいつも意識しています。
コミュニケーションのきっかけにもなるのと、トレードマーク的にいつもキャップを被っています。シルバーフレームの華奢な眼鏡は、合わせる帽子を選ばないのも利点。
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アヤメではレンズは度数を入れたレンズ、あるいはカラーレンズと70種類以上から選ぶことができます。“MANRAY”にはほんのりイエローのレンズを選んでいます。
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アヤメ TEL:03-6455-1103
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori