コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。フィルメラジェの村田 優さんは、好きな服を今まで以上に大切に着るようになったそうだ。
【MY STANDARD 100 #18】 フィルメランジェの“ラッセル”プルオーバーパーカ 村田 優さん(フィルメランジェ プレス/ 37歳)
“ラッセル”プルオーバーパーカ¥30,000/フィルメランジェ
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クローゼットを開けると自然と手が伸びる これからも着続けたい大切なパーカ
健康に対する意識が高まり、自身の体調管理に目を向けるようになりました。運動をしたり、食生活を見直したりして、病気から身を守るという発想です。WITHコロナでは体調不良が周りの人を不安にしてしまうので、関わる人が安心して仕事に臨めるように、日々健康を心がけています。人とのつながりの大切さはオンライン上でのやり取りが増えても、変わりません。コミュニケーションがなければ仕事は成立しないと思います。
洋服に関しては、本当に好きな服を今まで以上に長く、大切に使いたいと思うようになりました。今では洗濯にも気を遣うようになり、素材に合った洗剤や方法にのっとって、きちんとケアしています。自分に合った洋服を選ぶという軸は変わらず、浪費は抑え、好きなブランドへの投資は惜しみなくしていこうと思っています。
そんな大切に着たい服のひとつがフィルメランジェのスウェットパーカです。パーカを着たいと思う日にクローゼットを開けると自然と手を伸ばしてしまう。いつも古着をミックスして着ています。古着のリーバイス®トラベラーズスラックスとのコーディネートは、オールデンのローファーでカジュアルすぎないバランスに。クラスのミリタリー風ベストでトレンド感を添えました。
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何色か持っていて、着用歴からいうとスミクロが長いのですが、一番好きなのは白杢です! 時代に左右されないベーシックなシルエットはもちろん、とにかく着心地がいいんです。
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裏面の起毛はやわらかくてふわふわですが、生地にはしっかりハリ、コシがあります。丸銅で、縫い目もフラットシームなので嫌な当たりもなく、気持ちよく着られます。
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フィルメランジェ TEL:03-6447-1107
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori