コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。シップス エニィの石幡 瞬さんは、ライフスタイルの変化に合わせてキャップが欠かせなくなったとか。
【MY STANDARD 100 #17】 シップス エニィ × ユートピアンプロジェクトのパトロールロングビルキャップ 石幡 瞬さん(シップス エニィ メンズバイヤー/36歳)
パトロールロングビルキャップ¥5,900/シップス エニィ × ユートピアンプロジェクト(シップス エニィ 渋谷店)
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髪をセットしなくても被るだけで サマになるキャップはありがたい!
健康面に気をつけるようになりました。「コロナウィルスが身近にある」ということが生活の大前提になっているので、毎日の予防はもちろん、生活リズムを整えて、免疫力を上げようという意識が芽生えました。
自宅で過ごす時間が増えたことで、クローゼットの整理をしたり。自分が持っている洋服を改めて見直す、いい機会になりました。最近ご無沙汰だった洋服が今また新鮮だったり、ディテールなどを見て新たな発見があったり。家にこもったことで、いっそう洋服が好きになりました。
仕事ではリモートワーク、プライベートでも以前ほどあちこち出歩くことが減り、自宅や近所を中心としたライフスタイルにシフト。服装もリラックス感のあるアイテムを選ぶことが増えました。また髪をセットしなくても被るだけでサマになる、帽子を以前にもまして被るように。
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ユートピアンプロジェクトのキャップは90年代テイストのツバの長いデザイン。サンセ サンセのジャケットにグラミチのパンツ、足もとはクラークスのワラビーと、こんな感じのラフなコーディネートのアクセントになって、カジュアルでも“ファッション”的な見え方になる気がします。
ツバのパープルのトリミングが、モノトーンベースのコーディネートのほどよいアクセントに。ロングブリムですが、ジェットキャップをベースにしたありそうでないデザイン。
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ユートピアンプロジェクトはアウトドアキャップのコレクターが手がけるアメリカ、ペンシルバニア発のブランド。コレクターならではのこだわりが生かされています。
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シップス エニィ 渋谷店 TEL:03-3496-0382
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori