このところのパンツトレンドを牽引し続けてきたワイドパンツを、今っぽくはきこなすコツは丈感。おしゃれな大人は少し裾をクッションさせてはき、合わせるアイテムやトップスとのバランスでルーズにみえないバランスを見つけていた! 吉岡寛人さん(37歳/会社員・神戸) アースカラーをうまく取り入れたスタイリング。トップスはコンパクトにまとめ、ニートのパンツでボリュームをもたせてシルエットに変化を。センタークリースが上品な印象で、全身を野暮ったく見せないポイントに。 杉本将一さん(28歳/広告代理店) 「トレンチコートに12分丈の古着のパンツを合わせ、着崩しました」。全体的にオーバーサイズなので、アクアスキュータムのコートとパンツは同系色でまとめてシンプルに。足元はダッドスニーカーでアクセントを。 片田芳伸さん(41歳/ショップオーナー・福岡) 「ワイドパンツが好きで、丈はあえて余らせてリラックス感を演出しています」。’90年代ライクな、レトロスポーティなジャケットには自身が手がけるブランドであるカッタのワイドパンツがよく似合う。 向井雅彦さん(38歳/会社員・神戸) 「ロングコートにトラックパンツを合わせて、ストリートな雰囲気を出しました」。ニードルズのパンツはワンサイズ大きめを選び、足元でニュアンスを。コート以外は黒でまとめ、シックな印象もプラス。 永井康太さん(35歳/会社員・神戸) 「ウエストオーバーオールズのワイドパンツは丈が長くボリュームがあるのでトップスもレイヤードしてバランスを」。メゾン マルジェラのコートにレザージャケットとロングシャツを合わせ、巧みなレイヤリングを披露。 前川陽映さん(32歳/会社員・福岡) ネイビーワントーンの着こなしはルメールのワイドテーパードスラックスをツークッションさせ、シルエットで変化をつけた。「足元はアディダスのスポーティなスニーカーを合わせてカジュアルに仕上げました」。 Composition&Text:Yuho Nomura