旬のアイテム選びや着こなしを手っ取り早く知りたいなら、街ゆくかっこいい大人を見るのが一番だ。全身黒の着こなしを、おしゃれな大人はおらついたりギラギラしてみえないように、素材やシルエットで優しさを演出していた!
キルティングで黒の表情を変化!
井上彰人さん(26歳/アートギャラリスト)
キルティングジャケットにカーディガン、タートルネックと、同色だからこそ野暮ったく見えない重ね技で繊細にスタイリング。上半身を着込んだぶん、パンツはアーペーセーのすっきりとした細身をチョイス。スニーカーはナイキ。
10%の白でクリーンに仕上げる
坂田和哉さん(36歳/会社員)
スポーティなオークリーのロングコートからはところどころインナーの白をチラ見せし、コーディネートに軽快さをプラス。スティーブン アランのパンツは九分丈を選び、白ソックスで抜け感を。細部まで計算されたスタイリングはまさにお手本。
小物で黒をマイルドに
坂元優太さん(27歳/医療)
ストリートな雰囲気満点のブラックの着こなしだけど、自分の体形に合ったサイズを選んでいてだらしなく見えない。余計な装飾を一切加えず、バッグにだけ色を入れた潔さがいい。スウェットはシュプリーム、パンツはUFO、スニーカーはヴァンズ。
バルーンシルエットで優しげな印象に
近谷忠信さん(26歳/アナトミカ店員・札幌)
「異なるテイストをミックスしたくて、セットアップにダウンを合わせてみました」。アナトミカのクラシカルなセットアップをアーリーンのナイロンアウターで丸みあるシルエットに調整し、優しげな雰囲気を醸し出した。
丸みのあるダウンでやわらかく仕上げる
熊本俊介さん(40歳/会社員・札幌)
「ワークウェアが好きなのでデニムもその一環としてマイ定番」という山下さんは、オアスロウのデニムパンツに同系色のアー・ペー・セーのGジャンを合わせたセットアップ風の着こなし。ほかのアイテムはホワイトでクリーンに仕上げている。
ところどころにシルバーで上品に
谷村彰則さん(34歳/会社員)
アウターのボタンとウォレットチェーンのシルバーが黒に映えて上品な印象。古着のショートブルゾンにパンツをハイウエストで合わせ、足元に抜けをつくることですっきりとしたスタイルに。ウォレットチェーンはクロムハーツ。
色を効かせて抜け感を出す
西村信之介さん(40歳/会社員)
全身黒なのになぜか重たく感じないのは、T シャツとスニーカーで水色を取り入れているから。存在感抜群のダブルのコートはコモリ、T シャツはBUMP OF CHICKENのツアーT 。スニーカーはリプロダクションオブファウンドをチョイス。