冬の日の防寒に欠かせないアウターであるフリース。ともすればかわいさが出すぎてしまうアイテムでもあるが、色をまとめてクールに見せたり、軍モノと組み合わせて男っぽさをミックスしたり、もちろんストレートにそのかわいさを活かしたり。自分なりにかわいさを微調整指摘こなしていたモコモコな大人たちの着こなしをご覧あれ。 田中望さん(36歳/Revolution PR) 「いつも黒い服ばかり着ているので、今年は少しでも明るく。そして素材もほっこりと優しいイメージに」。ドロップショルダーでリラクシングな印象のフリースはヨシオクボのもの。インナーにはエクストラレスのパーカ、ヨシオクボのワイドパンツを合わせ、親しみあるシルエットに仕上げた。 千木良学さん(41歳/ビームス PR戦略ディレクター) 「ボリュームのあるフリースなので、すっきりと見せるためにモノトーンで統一」。フリースパーカはヴィジョン バイ ヴィジョン ストリート ウェア。チラ見せしたチェックシャツやパンツの丈で軽さを出した。 増田一寿さん(33歳/美容師) パタゴニアの名作であるレトロX ジャケットを取り入れ、アウトドアエッセンスを注入。あえて白を選ぶことで、やわらかくクリーンな印象も手に入れた。インナーやパンツの色味を淡く統一したのも、すっきりと見せるポイントだ。 大道友啓さん(28歳/会社員・大阪) 「今季のフリースは今っぽくワンサイズ大きめを選んでシルエットに変化を。そのぶんほかはミニマルに」。フリースジャケットはサウス2 ウエスト8 、パンツはジャケットとメリハリをつけるようにジャストサイズをチョイス。 熊谷富士喜さん(34歳/カーニー デザイナー) 「かわいくなりがちなので、軍物を選んで男らしい雰囲気にしてみました」というフリースはベルギー軍のもので、一枚でも十分暖かい。カーニーのメガネやジェスチャーのマフラーはダークトーンで締めた。 日野雄太さん(32歳/会社員・札幌) 「コンスパイアーズのボアジャケットのインナーにエンジニアド ガーメンツのフィールドベストを。フードはアクセントにチラ見せ」。パンツはマウンテンリサーチのスウェットパンツでコーディネートをほっこりと。 秋月庸佑さん(32歳/ヘア&メイク) 「パタゴニアのシンチラスナップTはプルオーバーらしいかわいげあふれるデザインでヘビロテ中」。首元の黒のタートルネックと、パンツとスニーカーを黒で統一。トップスのかわいげを上手に引き締めたスタイリング。