旬のアイテム選びや着こなしを手っ取り早く知りたいなら、街ゆくかっこいい大人を見るのが一番だ。ビッグシルエット一辺倒から、この冬はきちんとみえるジャストサイズを選ぶ人が増えているようだ。
今泉悠さん (36歳/アヤメ デザイナー)
「しばらくストリートテイストな着こなしが続いていましたが、そろそろきちんと男らしいスタイルがいいかな、と」。ジャストサイズなムートンジャケットはコモリで、デニムはサタデーズサーフがカスタムしたリーバイス501。
力石恒元さん (38歳/エディター)
「トップスはワイド&ショートで、ボトムは細身。僕の中ではこれがメンズのクラシックなバランスの一つだと思っていて、それがまた気分なんです」。デニムはアクネで、アウターは古着のWindowsのスタッフジャケット。
最上晋作さん (34歳/美容師)
「パンツとブーツはキレイめで、ジャケットは古着でくずした」という最上さん。古着でも品よく仕上がっているのは、サイズをきちんとジャストで選んでいるから。ジャケットと同じコーデュロイのスリムパンツはノンネイティブ。
齊藤慶さん (34歳/会社員・札幌)
インバーティアのダッフルコートに合わせたデニムはカンタータのもの。ジャストシルエットでくるぶし見せ。ソックスのアクセントがポイントだ。アイテムもシルエットも潔くトラディショナルな、大人のカジュアルスタイル。
中室太輔さん (38歳/ムロフィスディレクター)
「キャプテン サンシャインのアウターはいつもサイズ40を選ぶんですが、今季は38にしてみました。特にこのスタジャンは、くずさずに着るのがいいと思ったんです」。シルエットのきれいなパンツはベルナールザンス。
Composition&Text:Jun Namekata[The VOICE]