旬のアイテム選びや着こなしを手っ取り早く知りたいなら、街ゆくかっこいい大人を見るのが一番だ。「誰がどう見てもかっこいい」その理由は、シルエットの作り方にあった!
神戸垣内 晃さん (50歳/会社員)
「ビッグシルエットすぎないちょっとゆったり感!」
「黒をベースにしたIラインシルエット!」
「コートのシルバーボタンと首元のシルバーアクセサリーが嫌みなく馴染んでる」
Coat: | COMOLI × LAVENHAM |
Vest: | ANATOMICA |
Knit: | JOHN SMEDLEY |
Pants: | TRADITIONAL WEATHERWEAR |
Necklace: | JASON TAKALA |
Shoes: | PARABOOT |
Bag: | HENDER SCHEME |
オリバーピープルズのボストンに象徴される、本人の愛嬌あふれる大人のキャラクターにマッチした、コモリ×ラベンハムのキルティングコートを主役にコーディネート。トラディショナル ウェザーウェアのコーデュロイパンツともに、大きすぎない、少々ゆったりくらいのバランスが今っぽい。ただかわいげがあるだけでなく、スメドレーのタートルニットやジェイソンタカラのシルバーネックレスなど、要所を大人っぽく締めているのがいい。
大阪安田卓弘さん (29歳/販売員)
「オーバーサイズなのにだらしなく見えない」
「小物でクラシックな雰囲気もさらっとプラスしている」
「サラッと着こなしているダウン、実はレディスのもの!」
Down Coat: | BEAUTIFUL PEOPLE |
Knit: | CREPUSCULE |
Pants: | DAIRIKU |
Shoes: | HENDER SCHEME × DR.MARTENS |
パッと目をひくビューティフルピープルの黄色のダウンコート。実はレディスのXLサイズを選んでおり、独特の丸みあるやわらかなシルエットをうまく取り入れた。クレプスキュールのヘンリーネックニットはボタンを開け、ダイリクのパンツはワンクッションさせて。ゆったりした余裕のあふれるスタイリングに仕上げた。小物でも味つけを忘れず、エンダースキーマのキャスケットとグラスコードでさらっとクラシカルなアクセントをプラス。
東京池田尚輝さん (42歳/スタイリスト)
「ジャストサイズがむしろ今っぽい!」
「クラフト&トラッドの新スタイル」
Jacket: | RODE |
Pants: | LEVI’S(USED) |
Shoes: | CLARKS |
「RODEのジャケットはヴィンテージのブランケットをベースに作られたもので、ある意味一点もの。最近はこんなクラフト感のあるものが気になります」。コーディネートもちょっとレトロに振っている。「気分はトラッド寄り。色や素材もコントラストをきかせるんじゃなくちょっと渋めに」。ジャケットだけでなくリーバイス501もジャストサイズで。
東京児玉孝志さん (34歳/ビューティ&ユース PR)
「淡く丸みのあるフリースでかわいげを演出!」
Jacket: | THE NORTH FACE PURPLE LABEL × BEAUTY & YOUTH |
Parka: | BEAUTY & YOUTH |
Pants: | VAINL ARCHIVE |
Shoes: | ARIES × NEW BALANCE |
ベージュのフリースジャケットにビューティ&ユースのグレーパーカをレイヤード。やわらかい色味と丸みのあるシルエットでかわいげな雰囲気を嫌みなく演出した。ヴァイナルアーカイブのパンツは黒を選んで適度にコーディネートを締めつつ、アリーズ×ニューバランスのコラボスニーカーで微妙に色を差し、コーディネートに華を添えた。
東京市之瀬智博さん (44歳/チャオパニック クリエイティブディレクター)
「ミドル丈のジャストサイズ…グッドシルエット!」
「ヘビーデューティなスタイルを現代的で軽やかにアップデートしてるスニーカーのハズシもきいてる」
「これぞ40歳男子のMIXスタイル」
Blouson: | TIMBERLAND |
Jacket: | ENGINEERED GARMENTS |
Vest: | ENGINEERED GARMENTS |
T-shirt: | BOOK SHOP |
Pants: | ENGINEERED GARMENTS |
Sunglasses: | BLANC |
Shoes: | CONVERSE |
かっちりしたエンジニアド ガーメンツのコーデュロイのスリーピースの上から、ティンバーランドのマウンテンパーカをラフにはおった、現代的なミックススタイル。ブラックのコーデュロイ素材にマッチするオレンジ×ブルーのレトロな配色を合わせながら、足元のコンバースの色味はあくまでポップに振り切った。そのギャップも今の気分だ。「年齢的にもトレンド的にも大きすぎるシルエットは少々食傷気味。ジャストサイズのものを自分らしく着こなす感覚が必要かなって思います」。