働き方やライフスタイルが変化し、家にいる時間が増えたことであらためていま必要な服を見つめ直した40歳男子たち。外出を自粛することになっても、ファッションを楽しむことは自粛しない！ そんな彼らがたどりついた新たなスタイルをお届け。
こんなに靴…いらなかったかも
この数カ月は自分に必要なものが整理された時間でした。靴を例にすると、今まではたくさんの種類を持っていることに満足していましたが、外出せず履く機会がなくなると、これだけの数必要だったかな？ と考えるように。むしろ自分のスタイルに合ったオールデンが数足あればいいのではと思いました。数年前、私服のほとんどをスーツに替えたときのように、今後はワードローブをよりミニマルにしていく予定です。
shirt：インディヴィジュアライズドシャツ pants：ニート hat：ステットソン suspenders：ダブルアールエル sandals：フラテッリ ジャコメッティ
「インディヴィジュアライズドシャツでオーダーした開襟シャツにはコロニアルなカラーのニートのパンツ、グルカサンダルを合わせて暑い国のダンディズムをイメージ。サスペンダーもワンポイントできかせています」。
外出自粛期間が明けて… suit：ラルフ ローレン パープルレーベル shirt：ブルックス ブラザーズ hat：ステットソン tie：シャルべ watch：IWC（マーク12） shoes：クロケット＆ジョーンズ
「自粛明けの暑い時期でもスーツスタイルは変わりません。ただ素材をシアサッカーに替えたり、インナーをシャツではなくポロシャツにすることで、季節感を。手元の時計も普段はゴールドに革ベルトだけど、シアサッカーの雰囲気に合わないのでシルバーにナイロンベルトのものを合わせました」。
長山一樹さん ／ フォトグラファー
自粛中に石の魅力にハマり、現在石のポートレート撮影に着手。アンティーク家具収集家の一面ももつ。
Text:Hisamoto Chikaraishi
