2019.10.29

大人の基本ニット「カシミヤ」、今年買うべき5選。どれがNo.1?

カシミヤ100%のニットといえど、価格も産地も個性はいろいろだが、大人にとって最高の着心地の一着は? 日頃から一流の服を愛する目利き改め、「肌利き」の4人が目隠しして試着してみた。

ENTRY #1BATONER

大人の基本ニット「カシミヤ」、今年買うべの画像_1
ニットの聖地とも呼ばれる山形県寒河江市で誕生した、老舗ファクトリーのニットブランド。滑らかなタッチと、贅沢な肉厚の生地感が魅力。¥64,000/バトナー

俺のナンバーワン!

行方 淳さん (エディター)プロフィール画像
行方 淳さん (エディター)
袖を通した瞬間にシンプルに“いちばん滑らか”と思ったのが、このバトナーのニット。ほかとは違って、少しコシのある地厚なボディも好みですね。着ていて包まれる安心感があります。

俺のナンバーワン!

棚橋弘至さん (プロレスラー)プロフィール画像
棚橋弘至さん (プロレスラー)
肌触りが抜群なだけではなく、肩を回したときの伸縮性が最もスムーズで優れている気がしました。僕のような体型でも筋肉を邪魔しない、ベスト・カシミヤ・ニットですね!


「肩まわりが柔らかい」(TEAMUOMO野口聖純さん)
「目の詰まった感じ…バトナーだな」(スタイリスト池田尚輝さん)


ENTRY #2SUNSPEL

大人の基本ニット「カシミヤ」、今年買うべの画像_2
歴史ある英国ブランドの一着は、さらっとした軽快な着用感。過度な高級感を出さないところに、むしろ一流の品のよさを感じる。¥70,000/サンスペル(サンスペル 表参道店) 「このバインダーとガゼットは…サンスペルだな」(池田尚輝さん) 「首や袖口のリブの作りがしっかりしてる」(棚橋弘至さん) 「シェットランドウールっぽい素材感ですね」(行方 淳さん) 「サラリとしてちょっと目が粗いような…」(野口聖純さん)

ENTRY #3WILLIAM LOCKIE

大人の基本ニット「カシミヤ」、今年買うべの画像_3
1874年創業の正統派スコティッシュ・ニットブランド。その極上の柔らかさは、誰もがクセになる着用感。¥42,000/ウィリアム ロッキー(ユナイテッドアローズ 原宿本店)

俺のナンバーワン!

池田尚輝さん (スタイリスト)プロフィール画像
池田尚輝さん (スタイリスト)
少し野性味があるというか…甘やかされて育ったカシミヤではない、これぞ本場のスコティッシュ・カシミヤですね。自分の肌が、自然とそれを感じとったということでしょうか(笑)。

「いちばん暖かいかも…」(棚橋弘至さん)
「サラサラしてる」(野口聖純さん)
「クラシックな印象…かな?」(行方 淳さん)


ENTRY #4BODHI

大人の基本ニット「カシミヤ」、今年買うべの画像_4
2019年にスタートした、ユニセックスのカシミヤ専業ブランド。その中でも、起毛感のある風合いが心地よいシャギードッグニットをセレクト。¥73,000/ボーディ(alpha PR) 「着心地は最高だけど、ちょっと柔らかすぎる…?」(行方 淳さん) 「生地にトロみがあるなあ」(棚橋弘至さん) 「イメージするザ・カシミヤって感じ」(野口聖純さん) 「モヘアのような毛足の長さ…ボーディか」(池田尚輝さん)

ENTRY #5UNIQLO

大人の基本ニット「カシミヤ」、今年買うべの画像_5
繊細できめ細かな編み地と、膨らみの少ないベーシックなシルエットが持ち味。何より、カシミヤ100%のニットでこの価格はさすがのひと言! ¥9,990/ユニクロ

俺のナンバーワン!

野口聖純さん (TEAM UOMO)プロフィール画像
野口聖純さん (TEAM UOMO)
肌触りの高級感ではいちばんではなかったけど、着たときに落ち着くというか…肌に最もしっくり馴染むのがこのユニクロでした。そういうフィーリングって服選びには大事ですから。

「サラッとしてる…ユニクロだな」(池田尚輝さん)
「素朴な感じ…?」(行方 淳さん)
「肌触りがドライですね」(棚橋弘至さん)


alpha PR TEL:03-5413-3546
サンスペル 表参道店 TEL:03-3406-7377
バトナー TEL:0237-85-0039
ユナイテッドアローズ 原宿本店 TEL:03-3479-8180
ユニクロ TEL:0120-170-296

Photos:Takahiro Michinaka(Person) 
Mitsuo Kijima(Still)

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