近年のテックウェア流行の反動を受けて、オーセンティックで懐かしいウォッシュドデニムが再び人気を呼んでいる。味のある色落ちを、今の気分で着るにはどうすれば? おしゃれな大人の街の着こなしからヒントを得よう。
淡いデニムで抜け感を出す
豊島猛さん(39歳/スタイリスト)
「懐かしいアメカジアイテムが気になって、20年ぶりに色落ちしたデニムを愛用中。土くさいカーペンターパンツを男っぽくはくのが気分」。重く見えがちなコートルックに抜け感やラフさを加えるのに、淡色が一役買っている。
アタリの出たグレーデニムはモノトーンで
福本真士さん(36歳/会社員)
2年前から愛用するシオタのグレーデニムを、黒のアイテムでシックに固めた。「ブルーも持っていますが、今日はモノトーンで。どちらの色も結構アタリがついてきていますが、カジュアルになりすぎない着こなしを心がけています」。
裾は潔くカット。この丈感が新鮮
鬼澤喜行さん(41歳/会社員)
“赤耳”と呼ばれる’80年代の501の裾を自らカットオフ。「アメカジもまた気分ですし、何より古着のデニムは柔らかくて楽」。紺のポロシャツとスエードサンダルで引き締め、アンスクリアのメキシカンジャケットで優しい印象に。
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Photos:Akira Onda Takahiro Idenoshita Yuya Iwaki Yuta Kono Daiki Suzuki Kanta Matsubayashi Yumi Yamasaki