「肌に直接、毎日つける時計こそケアの方法を知りたい!」というご要望にお応えし、時計ライターとして活躍する篠田哲生氏に指南を仰いだ。時計も毎日同じものをつけるよりも、何本かそろえてローテーションで使うのがおすすめだとか。基本の手入れ術と便利グッズを併せてチェック!
メタルバンドの時計で基本の手入れ術をチェック!
30~40代に愛用者の多いメタルバンドの時計で基本の手入れ術を学ぶ。時計のケアで注意すべきは汗、水などの湿気と電子機器などの磁気。日々愛用する時計はトレーなどを用意して、磁気を放つ電子機器や家電製品から離れたところに保管するのがおすすめ。くれぐれもスマホやタブレットと一緒に置かないように!
メタルバンドの防水時計を流水で洗うのはNG!
メタルバンドの防水時計は「汚れたら水洗いすればいい」という人もいるが、防水の気圧表示は海の中に静かに置いた状態が基準になっている。だから水圧の高い流水で洗うのはおすすめできない。またリュウズが緩んでいて水が入ってしまったという事故も多いので、今回伝授する方法で手入れするのが、安心安全だ。汚れが気になったら買った店の洗浄サービスを利用するのもおすすめ。
ワインディングマシーンを収納ケースにしてもOK
レザーバンドの時計はできればローテーションしたい
フォーマルなシーンでドレスウォッチとしても活躍してくれるレザーバンドの時計。レザーバンドはできればローテーションで使うのが、長持ちさせる秘訣。時計がひとつしかないなら、替えバンドを用意して1か月おきに交換して使うとよし。
付け替え用レザーバンドを用意するのがおすすめ
長期間使わないときは専用ケースに収納
フリーライターとして活動しながら時計の専門学校に通って知識を深め、時計専門のライターとしてキャリアを積む。バーゼルワールドなど海外の取材も多く、UOMO本誌をはじめ様々なメンズファッション誌やメディアで活躍。
Photos:Ryo Kameda
Text:Hisami Kotakemori